未来の仕事

消防官

保安・公安AI 影響 低規模 中需要 過熱
AI 影響
3 / 10
消防官、現場救助中心
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。
就業者数
74,290 人
年収(平均)
¥3,292,000(329 万円)
平均年齢
53 歳
月労働時間
163 時間/月
求人倍率
2.55
時給

消防官とは

消防官とは、火災や交通事故、地震、水害などのさまざまな災害現場に急行し、火災の消火や人命救助にあたる職業です。

火災や交通事故更に地震、水害などのさまざまな災害現場に急行し、火災の消火や人命救助にあたる。

24時間交替制で消防署に待機し、119番通報による災害発生の連絡を受けて、消防車で現場に出場する。

火災の場合には、ポンプ車を消火栓や防火水槽などの消防水利付近に停め、消防車の中から吸管を伸ばし、吸水を行う。空気呼吸器を背負って建物内に入り、室内を注水しながら、逃げ遅れた人がいないかどうか確認を行う。高所に逃げ遅れた人がいる場合には、はしご車の梯体を伸ばして救出を行う。石油や化学薬品などの危険物火災の場合には、化学車などから泡消火薬剤を使用して消火する。鎮火の後には、焼け残ったものから再び火が出ることがないように、水をかけて完全に消火する。火災現場を検証し、原因の調査なども行う。

交通事故の場合には、救助資器材を活用して事故車両のドアをこじ開けたり、車体を切断するなどして、車内に取り残された要救助者を救出する。水難救助や山岳救助に出動することもある。

出動のないときには、事務処理、機材の整備点検、消火や救助の訓練を行う。夜間には仮眠もとる。

また、火災予防にかかわる消防職員は、ビルや建物などに赴いて火災報知器やスプリンクラーなどの防災設備の設置状況の検査や改善指導を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

ポンプ車、化学車、空気呼吸器、救助資器材、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

消防官になるには・必要な資格

消防組織は市町村単位で運営されているため、公務員試験(消防職員採用試験)に合格し、採用されることが必要である。採用後は、都道府県などに設置された消防学校に入学し、半年から1年かけて、消防法など消防にかかわる基礎的な知識、消防活動に必要な実務的な知識、消火の技術や機材の扱い方などの実務的な訓練を受けて、各消防署に配属される。危険物や人命救助にかかわる専門的な教育を受けてから、特別な勤務に就く場合もある。

危険を伴う仕事のため、何よりも体力が必要である。そのため、採用基準として、身長、体重、視力などの条件が求められる場合が多い。採用試験の際には、体力検査も実施される。

キャリア形成については、自治体の規模により最大10段階の階級制度がある。必要な勤続年数が満たされると昇進試験を受けることができる。現場での経験を積み、昇進試験に合格することで「消防士」から「消防士長」や「消防司令」などに昇進していく。

消防官の労働条件・働き方

勤務体制は、交替制勤務と毎日勤務とに分かれる。交替制勤務は、消火活動にあたる職員が交替で24時間勤務にあたる。当番と非番を繰り返し、交替で休みを取る。週の平均勤務時間は38時間45分となる。毎日勤務は、予防にかかわる職員が昼間の勤務にあたる。多くの場合、週38時間45分勤務で週休2日制となる。

待遇については、職務の特殊性や危険性が考慮され、各市町村の条例で定められている。

命をかけて人命を救う職業であり、勤務時間中は気が休まることはない。体力が必要な仕事である。

現在、当番と非番を組み合わせた二部制の勤務が主流であるが、当番、非番、日勤を組み合わせた三部制導入の動きもある。消防本部は全国に720あり、1,716の消防署が設置されている。消防職員数は16万8,898人で、このうち女性は6,705人である。消防職員数は年々増加している(2024年4月現在*)。

*総務省消防庁 令和6年版 消防白書の概要

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
60
対人
80
判断
66
身体
62
定型
50

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力4.7
  2. 指導4.4
  3. 説明力4.3
  4. 文章力4.2
  5. 説得4.1
  6. 読解力4.0
  7. 他者との調整4.0
  8. 他者の反応の理解3.8
  9. 対人援助サービス3.8
  10. 交渉3.8

知識 Top 5

  1. 教育訓練2.8
  2. 事務処理2.5
  3. 医学・歯学2.4
  4. 法律学、政治学2.2
  5. 人事労務管理2.2

能力 Top 5

  1. 持久力(スタミナ)3.8
  2. トラブルの察知3.7
  3. 筋力3.6
  4. 一瞬で素早く反応する力3.6
  5. マルチタスク3.3

よくある質問

消防官の年収はいくらですか?
消防官の平均年収は約329万円(月収換算で約27万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を下回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
消防官のAI代替リスクはどれくらいですか?
消防官のAI影響度は10段階中 3 で、低めで、AI に代替されにくい職業です。主な要因は「消防官、現場救助中心」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
消防官の将来性はどうですか?
AI影響度 3/10。AI に代替されにくく、将来性は比較的安定な職業です。日本での就業者数は約74,290人。求人倍率 2.55 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
消防官になるにはどうすればいいですか?
消防組織は市町村単位で運営されているため、公務員試験(消防職員採用試験)に合格し、採用されることが必要である。詳しい流れは本ページ内の「消防官になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
消防官に必要なスキルは何ですか?
消防官で特に重視されるスキルは、傾聴力、指導、説明力などです。加えて、文章力、説得も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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