未来の仕事

救急救命士

保安・公安AI 影響 低規模 中需要 過熱
AI 影響
3 / 10
救急救命士、現場救急対応
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。
就業者数
74,290 人
年収(平均)
¥3,292,000(329 万円)
平均年齢
53 歳
月労働時間
163 時間/月
求人倍率
2.55
時給

救急救命士とは

救急救命士とは、現場及び病院への搬送の途中、救急車などの中で、救護行為を行う職業です。

現場及び病院への搬送の途中、救急車などの中で、救護行為を行う。また、生命の危険のある病気やけが人に対しては、特定医療行為を含む必要な救急救命処置を行う。消防機関に所属していない救急救命士もいるが、ここでは主に消防署に勤務する救急救命士について記載する。

消防本部の指令センターから指令を受け、救急車などに乗って現場に急行する。傷病者の症状を確認し、その場で必要な応急処置を行う。傷病者を救急車に収容し、搬送先の病院に向かう。その車内において、聴診器による心音・呼吸音の確認、心電図の測定、酸素吸入器による酸素吸入、自動体外式除細動器(AED)による除細動などの処置を行う。更に、専用端末で救急指導医師の指示を受けながら、輸液や気管内チューブによる気道確保などの救急救命処置を行うこともある。

病院に到着してからは、傷病者を病院の担当者に引き継ぎ、症状や応急処置の内容を医師に報告する。署に戻って報告書を作成し、次の出動に備える。救急現場の場所によってはヘリコプターで出動することもあり、機内において処置をする場合もある。

また、救急救命士の資格を有しているが消防機関に所属していない救急救命士も増えており、病院、ドクターカー、ドクターヘリの診療補助などの場面で活躍している。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

医療機器(聴診器等)、心電図、酸素吸入器、自動体外式除細動器(AED)、気管内チューブ、大型、中型、準中型、特殊自動車等(普通免許だけでは運転できないもの)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

救急救命士になるには・必要な資格

救急業務は消防において行われているため、救急車に乗務するには、消防職の公務員試験を受けて消防士として採用される必要がある。

消防職の中で救急救命士として活動するには、救急救命士国家試験に合格し、救急救命士の免許を得ることが必要である。

採用当初から救急救命士として働くことはまれであり、消防学校で救急隊員として必要な教育を受けてから現場に配属され、実務経験を積み、専門的な知識と技術を学んで資格を取得するのが一般的である。

大学や専門学校において救急救命に関する専門的な技術と知識を学び、卒業後に国家試験を受けて資格を取得する方法もある。

最新の救急救命医療に対応するため、日々知識や技術を磨いていくことが求められる。病院に搬送しながら傷病者に適切な処置を行う必要があるため、迅速に冷静な判断をくだせる必要がある。また、緊急を要する作業のため、機敏に的確な処置を行うことも重要である。なによりも人命にかかわる仕事のため、強い責任感が求められる。

救急救命士の労働条件・働き方

各地の消防署に勤務する。いつ発生するかわからない急病人やけが人に備えて、交代制の勤務となる。職場によって異なるが、1回の勤務は休憩・仮眠をとりながら24時間勤務が原則であり、当番日と非番日、公休を繰り返すパターンとなっている。年中無休の業務体制であるため、土日祝日に休みが取れるわけではない。

待遇は各自治体の規定による。出動手当など職務の特殊性や危険性が考慮された処遇となっていることが多い。

勤務中は常に緊張状態にあり、仮眠中でも要請があれば直ちに出動することが求められ、精神的にも肉体的にも厳しい面がある。

消防職のなかで救急部門に従事する職員は67,006人、うち救急救命士の数は33,552人である*。総務省消防庁では、3人1組の救急隊のうち、少なくとも1名は救急救命士の資格取得者を配備することを推奨しており、救急救命士の需要は高まりつつある。救急救命士の資格を取得する人数も年々増えているが、増加しつつある出勤件数に対して救急救命士の数は不足しがちである。病人やけが人の生存率を上げるため、救急医療の充実が求められており、高度な救急医療行為を行うことができる救急救命士に対する期待は大きい。

*令和6年度消防白書から

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
62
対人
83
判断
66
身体
68
定型
57

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力5.5
  2. 説明力4.7
  3. 指導4.7
  4. 読解力4.5
  5. 説得4.4
  6. 他者の反応の理解4.2
  7. 継続的観察と評価4.1
  8. 文章力4.0
  9. 他者との調整4.0
  10. 学習方法の選択・実践3.9

知識 Top 5

  1. 医学・歯学3.7
  2. 公衆安全・危機管理3.0
  3. 教育訓練2.8
  4. 事務処理2.7
  5. コミュニケーションとメディア2.3

能力 Top 5

  1. トラブルの察知4.0
  2. 一瞬で素早く反応する力3.8
  3. 筋力3.7
  4. 腕と手の安定3.6
  5. 持久力(スタミナ)3.6

よくある質問

救急救命士の年収はいくらですか?
救急救命士の平均年収は約329万円(月収換算で約27万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を下回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
救急救命士のAI代替リスクはどれくらいですか?
救急救命士のAI影響度は10段階中 3 で、低めで、AI に代替されにくい職業です。主な要因は「救急救命士、現場救急対応」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
救急救命士の将来性はどうですか?
AI影響度 3/10。AI に代替されにくく、将来性は比較的安定な職業です。日本での就業者数は約74,290人。求人倍率 2.55 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
救急救命士になるにはどうすればいいですか?
救急業務は消防において行われているため、救急車に乗務するには、消防職の公務員試験を受けて消防士として採用される必要がある。詳しい流れは本ページ内の「救急救命士になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
救急救命士に必要なスキルは何ですか?
救急救命士で特に重視されるスキルは、傾聴力、説明力、指導などです。加えて、読解力、説得も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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