ネイリストとは、爪の施術を通して爪を整え美しく装う職業です。
爪の施術を通して爪を整え美しく装う。
更にお客の気持ちを明るくし、癒し、また、ストレス解消の一助を担う。その仕事は爪の手入れ、色塗り、アート(装飾)、イクステンション(人工爪)、リペアに大別される。
爪の手入れでは、甘皮(爪の根もとの薄皮)を処理し、爪の表面を磨く。板状の紙ヤスリ(ファイル)を用いて爪の形を整え、栄養分を与えるためにクリームなどを塗る。
色塗りでは、カラー(ネイルラッカー、マニキュア液)を塗る前に自爪の保護及び色が染まらない様にベースコートを塗布する。お客に選んでもらったカラーを塗り、損傷を防ぐためにトップコートを塗布して仕上げる。
お客の要望により様々な装飾を施す。アートには、アクリル絵具を使って極細の筆で描くフラットアート、型抜きされた型紙の上からマシンで吹付けてデザインするエアーブラシアート、アクリル素材を使って立体的なアートを創る3Dアートの他、石や金糸でデザインするものや直接爪の上で形成する3Dアートであるエンボスアートなどがある。
イクステンションにはスカルプチュア、ジェルネイル、チップ&オーバーレイの3種類がある。スカルプチュアでは、アクリル用材のミクスチュアでネイルフォームを使用して造形的に人工爪を作る。ジェルネイルでは、ジェル状になった合成樹脂材料を使い、スカルプチュアと同様に爪の形に仕上げる。自然硬化で固まらせるスカルプチュアに対して、ジェルネイルではUVライトに当てて硬化させる。チップ&オーバーレイでは、爪先(フリーエッジ)又はネイルプレートにチップを装着し、その上から爪先又は爪全体をミクスチュアでカバーする。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
板状の紙ヤスリ(ファイル)、極細の筆、型紙、マシンネイルフォーム、UVライト、ネイルプレート、ジェル、ニッパー
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、ネイル専門の学校等で技術を習得するのが一般的である。受講時間は上級を目指す場合には200時間以上かけることもある。
ネイル専科を設ける専門学校などもあり、そこで技術を習得する人も多いる。
ネイルサロン・美容室・エステティックサロンなど職域は広い。学校の紹介やネイルショップが掲示する求人に応募して、就職先を探す。2~3年の経験があると、他の店舗に移ることもでき、フリーで活躍する人もいる。
また、美容師やエステティシャンが「ネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル技能検定」などの民間資格を取り、ネイリストの仕事を行っている場合もある。
店舗は、正社員数人と契約社員又はパートタイマー・アルバイトで運営されていることが多いが、積極的に正社員を採用するサロンもある。
夜間営業している店舗もあり、勤務時間は店舗によって様々である。残業が発生するケースもある。一般的には土日祝日に来客数が多くなるため、平日に休みをとることが多い。給与も勤務する店舗によって異なるが、個人の技術力に応じて基本給が異なったり、歩合制を採用している場合もある。
業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。