未来の仕事

介護支援専門員/ケアマネジャー

福祉・介護AI 影響 中規模 中需要 過熱
AI 影響
6 / 10
ケアマネ、対面+書類作業
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
44,392 人
年収(平均)
¥4,296,000(429 万円)
平均年齢
52.8 歳
月労働時間
163 時間/月
求人倍率
6.89
時給

介護支援専門員/ケアマネジャーとは

介護支援専門員/ケアマネジャーとは、介護を必要とする人にニーズに応じた介護サービスを提供するために、現状の調査やサービスの計画を行う職業です。

介護保険制度とともにスタートした職業で、ケアマネジャーともいう。介護を必要とする人に対して個々のニーズに応じた介護サービスを提供するために、アセスメント(課題分析)を行い、どのような介護サービスが必要であるかを判断し、ケアプラン(介護サービス計画書)を作成する。市町村から「要介護認定調査」を委託された場合、その調査を行い、結果を報告する。

介護保険の利用者が在宅の場合には、利用者に面接して食事、入浴、排泄など日常生活の状況を把握し、在宅で暮らすための利用者毎の目標を立てる。サービスの種類や使用頻度を選択したり、組み合わせたりして、ケアプランを作成する。このプランに基づいて、ホームヘルプやデイサービスなどのサービス事業者に、サービスの実施を依頼する。サービス開始後、定期的に家庭訪問して利用者の状況を把握し(モニタリング)、サービスが思うように成果を上げていない場合、また、利用者の状態が変化した時はプランの修正を行う。プランに基づくサービスの実績を保険者(市町村)に報告する。また、要介護認定の更新時に、ケアプランを変更する場合、「サービス担当者会議」を開催し、ケアプランの内容(利用サービス内容や利用頻度)を協議する。

利用者が、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設などに入所している場合は、ケアプランの内容がやや異なる。ケアプランを作成する点では同様であるが、利用するサービス事業者を選択するのではなく、入所施設内のサービスをいかに利用するか、という観点でプランを作成する。

介護支援専門員/ケアマネジャーになるには・必要な資格

介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を受け、各都道府県の介護支援専門員名簿に登録することで資格が取得できる。受講試験を受けるには、福祉、保健、医療に関する指定された法定資格を持ち、対人援助業務の経験が5年以上かつ従事した日数が900日以上であること、あるいは特定の福祉施設、介護施設、障害者支援での相談援助業務の経験が5年以上かつ従事した日数が900日以上であることなど、一定の資格や実務経験が必要である。資格登録後は、介護保険事業所として指定を受けた居宅介護支援事業所(ケアプラン作成機関)、あるいは介護保険施設に就職し業務を行う。

ケアマネジャーになるのは、介護福祉士や社会福祉士など介護や相談援助の仕事を経験してきた人や看護師が多い。

福祉や医療に関する幅広い知識、介護保険をはじめとする福祉・医療関連の様々な制度や施策への理解が必要である。また、介護者を側面的にサポートする対人援助の専門家として、介護を必要とする高齢者や家族など、ケアサービスを受ける立場に立って考える姿勢はもとより、サービス利用者のプライバシーへの配慮、守秘義務や高いレベルの倫理観などが求められる。

ケアマネジャーの資格は更新制となっており、5年ごとに更新に必要な研修を受け、申請手続を行う必要がある。

ケアマネジャーの上級職として主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)制度も導入されている。主任ケアマネジャーはケアマネジャーを統括し、指導・育成を行うほか、経験が必要なケースを担当する。主任ケアマネジャーになるには、ケアマネジャーとして5年以上の経験があり、主任介護支援専門員研修を受講する必要がある。

介護支援専門員/ケアマネジャーの労働条件・働き方

勤務時間は、他の福祉、医療、保健の職種と異なり、夜勤、宿直を担当することは余りなく、平日の日勤が基本であるが、シフト制を導入している事業所もある。利用者や家族の予定に合わせて相談や訪問等を行う場合があるため、必要に応じて夜間や休日の勤務が生じることもある。また、利用者のサービスを調整する立場として、勤務時間以外でも対応ができる態勢にしている事業所が多い。

賃金面ではケアマネジャーとしての経験年数と、持っている他の資格が評価される。

居宅介護支援事業所(ケアプラン作成機関)には、社会福祉法人、医療法人だけでなく、営利法人、財団法人、農協、生協、開業医、薬局など様々な経営体がある。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
65
対人
82
判断
66
身体
49
定型
48

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力4.9
  2. 対人援助サービス4.7
  3. 説明力4.3
  4. 他者との調整4.2
  5. 複雑な問題解決4.1
  6. 文章力4.1
  7. 読解力4.1
  8. 説得4.1
  9. 他者の反応の理解4.0
  10. 継続的観察と評価3.9

知識 Top 5

  1. 医学・歯学3.1
  2. セラピーとカウンセリング3.0
  3. 顧客サービス・対人サービス2.8
  4. 心理学2.7
  5. 事務処理2.6

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.7
  2. 記述表現3.6
  3. 発話理解3.5
  4. 発話表現3.5
  5. 記述理解3.5

よくある質問

介護支援専門員/ケアマネジャーの年収はいくらですか?
介護支援専門員/ケアマネジャーの平均年収は約429万円(月収換算で約35万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
介護支援専門員/ケアマネジャーのAI代替リスクはどれくらいですか?
介護支援専門員/ケアマネジャーのAI影響度は10段階中 6 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「ケアマネ、対面+書類作業」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
介護支援専門員/ケアマネジャーの将来性はどうですか?
AI影響度 6/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約44,392人。求人倍率 6.89 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
介護支援専門員/ケアマネジャーになるにはどうすればいいですか?
介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を受け、各都道府県の介護支援専門員名簿に登録することで資格が取得できる。詳しい流れは本ページ内の「介護支援専門員/ケアマネジャーになるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
介護支援専門員/ケアマネジャーに必要なスキルは何ですか?
介護支援専門員/ケアマネジャーで特に重視されるスキルは、傾聴力、対人援助サービス、説明力などです。加えて、他者との調整、複雑な問題解決も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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