未来の仕事

外務公務員(外交官)

事務・公務AI 影響 中規模 大需要 安定
AI 影響
6 / 10
外交官、対面外交+情報分析
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
120,576 人
年収(平均)
¥4,814,000(481 万円)
平均年齢
43.5 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.59
時給

外務公務員(外交官)とは

外務公務員(外交官)とは、政治、経済、文化、社会などあらゆる分野において、日本の国益と国際的な共通利益の増進のため、多国間あるいは2国間で国際的交渉や政策の調整を行う職業です。

相互依存が深まる世界の中で、日本の将来は、国際社会全体の未来と不可分に結びついている。「外交」の目的は、日本が平和で安全な国際社会の発展に寄与しつつ、その中で日本の安全と繁栄を確保し、国民の生命と財産を守ることである。

「外交」を担う外務公務員は日本では外交政策の企画・立案を担う行政官として、海外では大使館や政府代表部といった在外公館を拠点に外交の最前線で、国際社会における日本国及び日本国民の利益の追求というミッションを遂行する。外務省全体としては、世界中の国・地域や国際機関との関係構築、安全保障、経済外交、国際協力、地球規模課題、軍縮、広報文化外交、国際法と、幅広い所掌分野を担当する。

日本における業務内容は、情報の総合的な分析、国内の諸関係先との調整、方針決定、在外公館への「指示」を行い、その後政策の実施状況や結果を検証し、新たな施策に反映させる等の外交政策の企画・立案である。

在外公館における業務内容は、相手国政府との調整や交渉、情報収集、邦人保護を含む領事業務、日本企業支援、広報文化活動と、多岐にわたり、赴任する在外公館を拠点に、その国や担当地域、国際機関において、日本の代表として、外交の最前線で業務に当たる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

外務公務員(外交官)になるには・必要な資格

外務公務員の採用試験としては、国家公務員採用総合職試験、外務省専門職員採用試験、国家公務員採用一般職試験(大卒・技術系、高卒程度)、国家公務員経験者採用試験等がある。

外務公務員(外交官)の労働条件・働き方

外務公務員は、国内における勤務に加え、275の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部)で勤務する。外務本省には約2,800人の職員が働き、在外公館では約3,500人の職員が働いている。(2025年現在)

総合職は、英、仏、独、西、露、中、アラビア、朝鮮語のうち一言語が希望・適正等を考慮した上で割り振られ、入省後約2年間本省にて実務研修、3~5年目に在外研修、5~7年目に在外勤務となる。その後、本省と在外勤務を繰り返しながら、外交にかかわる政策立案・企画の中枢や外交の最前線にて外交活動に携わる。

専門職は、40余の言語から希望・適性等を考慮した上で専門言語を割り振られ、入省後約1年間の本省における実務研修、2年目以降2~3年間の在外研修の後、在外公館勤務となる。その後おおむね5~6年ごとに本省と在外公館の勤務を繰り返す中で、多様な視点から自分の専門性を発展させつつ、新たな専門分野も発掘しながら、主に外交の最前線で地域・言語・専門分野のスペシャリストとして活躍する。

一般職(大卒・技術系)は、入省後約2~3年間本省にて勤務する。本省勤務中の1~3年は英語研修、その後3年目以降に1年間の在外語学研修を受講する。4年~5年目には在外公館勤務となり、その後はおおむね5~6年ごとに本省と在外公館の勤務を繰り返し、主に情報通信業務,営繕業務、画像情報分析業務を通じて日本外交を支える重要な任務を担っている。

一般職(高卒程度)は、原則として入省後約4年間本省において、会計、営繕、文書管理、通信、秘書的業務等に従事する。本省勤務中の2~3年目には英語研修、4年目には専門語研修(英、仏、西、中、露、ポルトガル語のうち一言語)を受講する。また、これら各種語学研修で優秀な成績を収めた職員が半年から1年間の在外語学研修を受講できる制度もある。5年目には在外公館勤務となり、その後はおおむね5~6年ごとに本省と在外公館の勤務を繰り返し、在外公館では主に会計、営繕、通信、領事業務に従事し、外交の幅広い業務を支えている。

勤務体制は実働で7時間45分の土日祝日休みで、他に各種休暇制度がある。在外に勤務する場合には、健康管理のための休暇制度等が整えられており、職員だけでなくその家族への支援も充実している。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
101
対人
91
判断
75
身体
28
定型
50

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力5.8
  2. 説明力5.7
  3. 外国語を読む5.6
  4. 文章力5.6
  5. 外国語を聞く5.5
  6. 読解力5.5
  7. 外国語で話す5.4
  8. 論理と推論(批判的思考)5.3
  9. 交渉5.2
  10. 説得5.1

知識 Top 5

  1. 外国語の語彙・文法4.2
  2. 事務処理3.8
  3. 日本語の語彙・文法3.5
  4. 歴史学・考古学3.3
  5. 法律学、政治学3.2

よくある質問

外務公務員(外交官)の年収はいくらですか?
外務公務員(外交官)の平均年収は約481万円(月収換算で約40万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
外務公務員(外交官)のAI代替リスクはどれくらいですか?
外務公務員(外交官)のAI影響度は10段階中 6 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「外交官、対面外交+情報分析」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
外務公務員(外交官)の将来性はどうですか?
AI影響度 6/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約120,576人。求人倍率 0.59 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
外務公務員(外交官)になるにはどうすればいいですか?
外務公務員の採用試験としては、国家公務員採用総合職試験、外務省専門職員採用試験、国家公務員採用一般職試験(大卒・技術系、高卒程度)、国家公務員経験者採用試験等がある。詳しい流れは本ページ内の「外務公務員(外交官)になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
外務公務員(外交官)に必要なスキルは何ですか?
外務公務員(外交官)で特に重視されるスキルは、傾聴力、説明力、外国語を読むなどです。加えて、文章力、外国語を聞くも重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

似た仕事 / キャリア転換の候補

同 AI 影響度(6/10 ±1)の他職業

業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。

関連業界団体