未来の仕事

造園工

農林・水産AI 影響 低規模 大需要 旺盛
AI 影響
3 / 10
造園、現場の手作業
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。
就業者数
122,810 人
年収(平均)
¥3,518,000(351 万円)
平均年齢
42.5 歳
月労働時間
173 時間/月
求人倍率
1.92
時給

造園工とは

造園工とは、日本庭園や集合住宅等の緑地を設計し又は設計図により工事を指揮監督するとともに,自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行う職業です。

日本庭園や集合住宅等の緑地を設計し又は設計図により工事を指揮監督するとともに自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行う。

造園の注文を受けたら、まず、注文者の要望に合わせて図面を作成し、土地の測量、地割(じわり)を行って施工計画を立てる。公共工事の場合など、設計は役所や設計会社が行う場合も増えてきている。

実際の造園工事は、人力やブルドーザーなどの建設機械を使って開墾、切土(きりど)、盛土(もりど)、除草、客土(きゃくど)を行い、地盤を整備することから始める。次に、給水・排水や照明灯など地下配線のための配管やケーブル線を敷地の地下に埋めるが、この作業は専門の業者に委託して行うことが多い。

庭の中に園路を作る場合はその位置を決め、滝、流れ、池を造るため土を掘り下げ、その土を使って地面を盛り上げて山をかたどった築山(つきやま)を造ることもある。石を敷いたり組んだりした後、樹木を植える。植栽に適した時期が樹木によって違うことを考慮に入れ、あらかじめ工期・工程を考えて行う。

植栽と前後して竹垣や東屋(あずまや)など工作物の工事をし、芝や下草、草花の植え込みをしてから整地、清掃などの仕上げをして庭造りを完了する。

また、完成した庭や緑地をよい状態に保つメンテナンス作業は造園工の大切な仕事である。定期的に樹木の剪定(せんてい)、刈込や芝の手入れをし、病虫害の防除や施肥(せひ)、土壌改良などを行う。

近年、造園工の仕事は、庭園、公園、緑地を一から作る仕事よりも維持管理の仕事が多くなっており、定期的な樹木の剪定、伐採、刈込、除草、芝刈りなどを行う機会が多い。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

ブルドーザー、小型移動式クレーン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

造園工になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校、専門学校、短大、大学等で、造園、花卉園芸(かきえんげい)や設計、測量、施工法などを学んでから入職する人もいる。

入職後は、現場での作業や技能講習会などで知識や技術を身につけ、経験を積みながら必要な資格を取得し、一人前の仕事ができるようになっていく。関連資格として、厚生労働省の定める技能検定の「造園技能士」や、国土交通省が認定する「造園施工管理技士」があり、造園工事の設計から施工管理までの知識、技能を審査する。

造園工が造園工事の全てを自ら行うことは少ないが、地盤整備などに使用する各種建設機械の運転免許、石組、植栽作業の際の玉掛や小型移動式クレーンの資格が必要である。

屋外作業が主で、樹木の手入れには高所作業などがあるので、一定の体力や平衡感覚が必要である。また、庭園の設計や造園工事全体の指揮監督を行う場合は、美的センスが要求される。植物や石材の特徴や扱い方の知識・関心も求められる。

造園工の労働条件・働き方

造園業を行っている事業者はほとんどが中小企業で、個人経営も多い。

就業者のほとんどが男性であるが、女性も増えている。定年退職後等に新たに植木の維持管理などの仕事に就く人もいる。

建築・土木の本体工事終了後に造園工事を行うことが多く、前工程の工事が遅れた時には、工期に間に合わせるために残業が必要になることもある。屋外作業が中心なので天候の影響を受けやすい。

以前は造園工が基礎工事、材料運搬から後片付けまで、造園工事全般を行っていたが、工事内容が複雑化するにつれ、専門化、分業化が進んでいる。

技術革新と新しい造園材料、造園資材の開発導入により、屋内、屋上庭園などの人工地盤へと作庭の範囲が拡大しており、工事の対象も個人の住宅庭園から寺社、病院、学校、ホテル、商業施設、テーマパーク、工場、集合住宅庭園、高層ビルへと広がっている。また、都市化の進展に伴い、公園、道路緑化、高速道路のグリーンベルトなど多方面にわたる緑化工事の需要が期待されている。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
53
対人
55
判断
49
身体
64
定型
43

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力3.6
  2. 道具、機器、設備の選択3.4
  3. 説明力3.4
  4. 指導3.2
  5. 読解力3.0
  6. 修理2.8
  7. 他者との調整2.8
  8. 時間管理2.7
  9. 交渉2.6
  10. 保守点検2.6

知識 Top 5

  1. 機械1.2
  2. 顧客サービス・対人サービス1.1
  3. 建築・建設1.1
  4. 生物学0.9
  5. 事務処理0.9

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.3
  2. 持久力(スタミナ)3.2
  3. 平衡感覚3.2
  4. 筋力3.1
  5. 指先の器用さ3.0

よくある質問

造園工の年収はいくらですか?
造園工の平均年収は約351万円(月収換算で約29万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を下回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
造園工のAI代替リスクはどれくらいですか?
造園工のAI影響度は10段階中 3 で、低めで、AI に代替されにくい職業です。主な要因は「造園、現場の手作業」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
造園工の将来性はどうですか?
AI影響度 3/10。AI に代替されにくく、将来性は比較的安定な職業です。日本での就業者数は約122,810人。求人倍率 1.92 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
造園工になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校、専門学校、短大、大学等で、造園、花卉園芸(かきえんげい)や設計、測量、施工法などを学んでから入職する人もいる。詳しい流れは本ページ内の「造園工になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
造園工に必要なスキルは何ですか?
造園工で特に重視されるスキルは、傾聴力、道具、機器、設備の選択、説明力などです。加えて、指導、読解力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

似た仕事 / キャリア転換の候補

同 AI 影響度(3/10 ±1)の他職業

業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。

関連資格

  • 1級造園技能士
  • 2級造園技能士
  • 3級造園技能士
  • 1級造園施工管理技士
  • 2級造園施工管理技士
  • 造園施工管理技士補
  • 玉掛技能講習
  • 小型移動式クレーン運転技能講習