未来の仕事

電気工事士

建設・土木AI 影響 低規模 大需要 過熱
AI 影響
2 / 10
電気工事は現場の判断と作業
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。
就業者数
379,510 人
年収(平均)
¥5,476,000(547 万円)
平均年齢
43.4 歳
月労働時間
162 時間/月
求人倍率
3.8
時給

電気工事士とは

電気工事士とは、建物内で、電線を配線し、電気を利用するための設備を設置する職業です。

電力会社から送電された電気を変圧する変電設備の据え付けをはじめ、建物の各階へ電気を送る幹線の敷設、分電盤の据え付け、配線、コンセントや照明器具の取り付けなど電気を利用するための設備等の工事を行う。

情報の伝達設備である放送通信施設、インターホン、防災防犯などの設備、電話や通信の回線を納める配管、避雷針の工事なども行う。

基本的な作業は、機器の据え付け、器具の所定個所への取り付け、それらの機器や器具への配線などで、建設作業と並行して行われることが多い。作業は通常、2~4人のグループで行われ、それぞれのグループは職長が中心となり、その指揮下で作業が進められる。大きな建設現場では、電気工事の責任者がいて、グループごとの1日の作業内容が決められ、指示が与えられる。指示は通常図面によって示されるので、電気工事士はその図面を読解し、それに基づいて材料、工具、作業手順などを決めて作業を進める。全部の作業が終了すると、確認のために必ず試験を行って、試験成績書を作成する。

電気工事は様々な法令によって基準が定められており、法令を守って安全確実な仕事をすることが必要である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

分電盤、配線、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

電気工事士になるには・必要な資格

電気工事を行うには「電気工事士」の資格が必要となるが、一般的には職業訓練校、専門学校、電気工事業組合の養成施設などで所定の課程を修了し、資格を取得してから入職するか、入社後に企業内の養成施設で訓練を受けて資格を取得する。「電気工事士」には第一種及び第二種があり、それぞれ従事できる業務の範囲が定められている。

工業高校の電気科卒業者だけでなく、専門学校・高専・短大・大学卒業者が入職するケースもある。

大企業などでは15~20年の経験を積むと現場の責任者である職長として数人の部下を任せられるようになる。また、「電気主任技術者」などの資格を取り、ビル管理技術者や電気工事管理者の仕事に転じたり、独立して電気工事業を営む場合もある。

脚立やはしごの上など高くて狭い所での作業が多いので、平衡感覚が優れていて手先が器用な人が向いている。また、電気設備を取り扱うため、慎重さ、責任感なども求められる。

電気工事士の労働条件・働き方

電気工事士の作業は建設現場で行うことが多いので、担当現場に応じて作業場所は移動する。また作業の内容も、建設作業の工程が進むにつれて変わってくる。

就業者のうち、女性は約1%と少数となっている(2016年2月時点*)。

大部分の企業が労働時間を実働8時間、休日を週休二日制としているが、建築工事の進行具合によっては土曜・日曜が休日となるとは限らず、他の曜日に休む場合もある。

建築物の大型化、高層化が進んでいることに加えて、省力化、省エネルギーへの対応、保安や防災面の強化、管理の自動化のために、複雑で高度な電気設備が採用されるようになっており、こうした施設、設備等の変化に伴う高度な技能が電気工事士には求められている。

*一般社団法人日本建設業連合会、女性技能者の現況等に関するアンケート調査結果

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
54
対人
68
判断
64
身体
60
定型
50

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 修理4.2
  2. 故障等の原因特定4.1
  3. 設置と設定4.1
  4. 傾聴力4.0
  5. 読解力4.0
  6. 道具、機器、設備の選択4.0
  7. 説明力3.8
  8. 保守点検3.8
  9. 他者との調整3.6
  10. 指導3.6

知識 Top 5

  1. 建築・建設2.7
  2. 機械2.1
  3. 通信技術2.1
  4. 設計2.1
  5. 数学1.7

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.5
  2. 記述表現2.8
  3. 手腕の器用さ2.8
  4. 指先の器用さ2.8
  5. 腕と手の安定2.8

よくある質問

電気工事士の年収はいくらですか?
電気工事士の平均年収は約547万円(月収換算で約45万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
電気工事士のAI代替リスクはどれくらいですか?
電気工事士のAI影響度は10段階中 2 で、低めで、AI に代替されにくい職業です。主な要因は「電気工事は現場の判断と作業」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
電気工事士の将来性はどうですか?
AI影響度 2/10。AI に代替されにくく、将来性は比較的安定な職業です。日本での就業者数は約379,510人。求人倍率 3.80 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
電気工事士になるにはどうすればいいですか?
電気工事を行うには「電気工事士」の資格が必要となるが、一般的には職業訓練校、専門学校、電気工事業組合の養成施設などで所定の課程を修了し、資格を取得してから入職するか、入社後に企業内の養成施設で訓練を受けて資格を取得する。詳しい流れは本ページ内の「電気工事士になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
電気工事士に必要なスキルは何ですか?
電気工事士で特に重視されるスキルは、修理、故障等の原因特定、設置と設定などです。加えて、傾聴力、読解力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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