未来の仕事

送迎バス等運転手

設備・保守AI 影響 低規模 大需要 安定
AI 影響
3 / 10
送迎バス、現場対応
低 AI 影響。専門性と判断が必要な業務が中心で、当面は安定。
就業者数
160,647 人
年収(平均)
¥4,611,000(461 万円)
平均年齢
55 歳
月労働時間
165 時間/月
求人倍率
0.93
時給

送迎バス等運転手とは

送迎バス等運転手とは、幼稚園、学校の生徒等、高齢者施設の利用者、企業や工場の従業員、ホテルの宿泊客など特定の利用者を送迎するためのバス等を運転する職業です。

幼稚園、学校の生徒等、障害者施設や高齢者施設の利用者、企業や工場の従業員、旅館やホテルの宿泊客、レジャー施設やショッピングモール、催事場の来場者など特定の利用者を送迎するためのバス等を運転する。

送迎バスには、学校や会社の送迎バスのように時間限定で運行するものと商業施設や宿泊施設などへ利用者を終日送迎するものとがある。送迎バスの運行は、バス会社に業務を委託する場合と施設が自社サービスの一環として運行する場合がある。

バスには、路線バス(高速バスも含む)、貸切バス(観光バス等)、送迎バスの3種類がある。このうち送迎バスは多くの場合は無料で利用できる。

仕事を1日の流れでみると、出社後、着替え、勤務予定をチェック後に運行管理者のアルコール検査、点呼を受ける。検査・点呼後は、点検表通りにバスの点検(タイヤの空気、エンジン音などの確認等)をする。点検後は運行管理者と1日の予定、運行区間、コース等を確認する。コースを覚え、安全の基本方針を理解する。いつもと違うルートを行く場合は変更点などを確認する。

担当する施設・学校等に向かい、その日の予定、利用者の状況を施設担当者と確認する。利用者の人数などを確認したら、安全運転に徹した運行業務を実施する。運行業務終了時は忘れ物等がないかをチェックし、業務終了を施設等の担当者に報告する。

帰社後、車両の点検をして運行管理者に業務終了を報告する。最後に、アルコール検査等を受けて業務終了となる。

基本的に1人勤務であるが、福祉施設の送迎の場合は介護士、スクールバスの場合は教職員等が同乗するので、円滑な運行のためには緊密な協力が必要である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

バス、マイクロバス、ミニバン、ワンボックスカー

送迎バス等運転手になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴は必要とされない。施設・学校の送迎バス運転手として勤務する場合は、バスの大きさによって普通自動車免許か大型自動車免許が必要となる。バス会社に就職して送迎バスを運転する場合は、大型自動車第二種免許が必要である。

商業施設や宿泊施設がバス会社に業務を委託せず、送迎バスをサービスの一環として自社運行する場合は、普通自動車免許や大型自動車免許で運行は可能である。これは施設等で自家用車扱いになるマイクロバスやミニバン・ワンボックスカーを使用する場合であり、バス会社でバス会社の車両を送迎バスとして運行する場合は、大型自動車第二種免許が必要となる。

大型自動車第二種免許の取得支援制度を導入しているバス会社も多く、バス運転の未経験者も積極的に採用している。なお、その場合は大型自動車第二種免許の取得条件である普通自動車免許取得後3年以上経過の条件を満たすことが必要となる場合が多い。福祉施設の送迎バス運転手のなかには、介護関連資格を取得している者もいる。

バス会社に勤務する送迎バス運転手は、トラック運転手からの転職もある。定年退職を機に転職してくるケースも少なくない。

バス会社に就職した場合は、見習い期間中に、仕事の流れ、運行ルート、道路状況、運転上の留意点、接客などについて、座学やOJTなどの社内教育を受けることになる。研修が終わると、3日間は指導者が同乗して指導するのが一般的である。

なによりも安全運転が求められる職業であり、NASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)で動体視力測定など運転者適性診断を年1回受診させるなど、事故防止のための対応を行う事業所も増えている。

バス会社の場合は、経験を積んで指導運転手になったり、運行管理者の資格を取得して役職に就くルートがある。路線バスや貸切バスの運転手から送迎バス運転手になるケースもある。

運行中に利用者の具合が悪くなったり、突発事故などトラブルが生じることもあるので、乗客の安全第一に対応できるスキル、乗客との円滑なコミュニケーションができる能力やホスピタリティの精神が求められる。

送迎バス等運転手の労働条件・働き方

送迎バス運転手は、施設等の職員もしくは契約社員として運行する場合もあるが、一般的にはバス会社に勤務して送迎バスを担当する。バス会社勤務の場合は正社員が大半で、送迎バスのみ担当することが多い。

商業施設など終日運行の場合は、交替勤務となる。スクールバスなど運行時間が決まっている場合は、送迎時だけ勤務するケースもある。貸切バスや路線バスと比較して、送迎バスは早朝勤務や深夜勤務も少なく、勤務時間の負担が比較的軽いため、就業者の平均年齢は高めである。

バス会社に勤務する場合は月給制が多く、各企業の規定により支給される。

高齢化に伴い、特に高齢者施設の送迎バスの需要が拡大している。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
35
対人
39
判断
35
身体
49
定型
42

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力2.3
  2. 保守点検2.1
  3. 説明力2.0
  4. 操作と制御2.0
  5. 故障等の原因特定2.0
  6. 対人援助サービス1.9
  7. 他者との調整1.9
  8. 文章力1.8
  9. 他者の反応の理解1.8
  10. 読解力1.8

知識 Top 5

  1. 輸送2.2
  2. 顧客サービス・対人サービス1.1
  3. 心理学0.8
  4. 日本語の語彙・文法0.8
  5. 公衆安全・危機管理0.7

能力 Top 5

  1. 一瞬で素早く反応する力3.4
  2. トラブルの察知3.1
  3. 遠隔視力3.1
  4. 聴覚の感度3.1
  5. 聴覚的注意(特定の音を聞き分ける力)3.1

よくある質問

送迎バス等運転手の年収はいくらですか?
送迎バス等運転手の平均年収は約461万円(月収換算で約38万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
送迎バス等運転手のAI代替リスクはどれくらいですか?
送迎バス等運転手のAI影響度は10段階中 3 で、低めで、AI に代替されにくい職業です。主な要因は「送迎バス、現場対応」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
送迎バス等運転手の将来性はどうですか?
AI影響度 3/10。AI に代替されにくく、将来性は比較的安定な職業です。日本での就業者数は約160,647人。求人倍率 0.93 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
送迎バス等運転手になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「送迎バス等運転手になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
送迎バス等運転手に必要なスキルは何ですか?
送迎バス等運転手で特に重視されるスキルは、傾聴力、保守点検、説明力などです。加えて、操作と制御、故障等の原因特定も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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