バックヤード作業員(スーパー食品部門)とは、スーパーのバックヤードで主に食品のパッケージングや品出しなどの作業を行う職業です。
スーパーのバックヤードで主に食品のパッケージングや品出しなどの作業を行う。
スーパーなど大規模小売店の食品部門のバックヤード作業には、弁当や惣菜、野菜・精肉・鮮魚など生鮮品のパッケージ作業、店頭に並べる商品の検品、品出し、陳列などがある。熟練度に応じて精肉の加工や鮮魚の調理を行うこともある。また、バックヤードの整理整頓、清掃を行う。
具体的な仕事の例を一日の流れでみると、出勤し、作業を始める前に、まず手洗い、うがい、石鹸やアルコールで身体清浄をする。その後、入荷商品の記載産地と入荷リスト、売場POPの表記との整合性をチェックする。鮮度チェック、賞味期限のチェックでは、担当チェック後、部門チーフ、店長のトリプルチェックを経て管理表等を記入する。食品ラップ機を使用した商品のパッケージングも行う。その際、商品へのバーコードの貼付作業もする。作業が終わった商品は、店頭への品出し、陳列を行う。チラシに掲載された商品、タイムセール用の商品を店頭に陳列する仕事もある。閉店間際には、商品値下げのための商品の見切り作業もする。時間に空きができたときには、バックヤードに置かれたカートや折りたたみ式コンテナ、段ボール箱の整理整頓、清掃を行う。その他、食品ラップ機のメンテナンス、使い終わった包丁等を殺菌室に入れるなど調理器具の管理等も行う場合もある。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
食品ラップ機、バーコードリーダー、カート、折りたたみ式コンテナ、包丁
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。パート・アルバイトとして入職する場合が多い。スーパーマーケットに入社し、正社員としてバックヤードを担当するケースもある。正社員は、パート・アルバイトの管理業務も行う場合が多い。
衛生管理・安全管理意識、社内ルールを遵守する意識、時間管理能力が求められる。商品知識や売場の商品配置を覚える記憶力、産地表示等チェック時の注意力も必要である。顧客への配慮も重要である。また、バックヤード作業ではチームワークが不可欠であり、それぞれがやるべき仕事を責任もって行うことで、チームとしての効率的な作業が遂行できるよう、協調性が求められる。
勤務先は、スーパー食品部門であり、全国に広がっている。
就業者は女性がやや多い。年齢は40代以降が多く、60歳以上の高齢者もいる。
就業形態は、正社員、契約社員、パート・アルバイトと様々である。
賃金は、正社員は月給制で契約社員・パート・アルバイトは時給制が多い。
労働時間等は勤務先により異なり、勤務先の規定による。店舗によっては、水産・精肉などの加工作業や惣菜部門の弁当作りの早朝の勤務もある。残業は、人手が足りない場合に生じることがある。休日は、シフトを決めて計画的に取得する。
人手不足や就業者の高齢化を背景にバックヤード作業などの効率化が求められ、商品の運搬への省力器具の導入やパソコンなどによる発注作業の機械化も進んでいる。
業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。