未来の仕事

船舶機関士

設備・保守AI 影響 中規模 小
AI 影響
4 / 10
船舶機関士、機関監視
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
6,470 人
年収(平均)
¥4,673,000(467 万円)
平均年齢
48 歳
月労働時間
163 時間/月
求人倍率
時給

船舶機関士とは

船舶機関士とは、船舶の機関部で機関員を指揮しながら、エンジン(主機関)、発電機、ボイラー、その他の各種機器の管理を行う職業です。

船舶の機関部で機関員を指揮しながら、エンジン(主機関)、発電機、ボイラー、その他の各種機器の管理を行う。

航海中は、機関制御室で各種計測装置から状況や記録を監視し、航海に支障がないよう努める。定期的に機関室を見回って、主機関や発電機などの回転音、冷却水や潤滑油の温度・圧力をチェックして、音や数値に異常がないことを確認する。また、計画されている保守整備作業なども行う。

異状発生時には、直ちに応急処置をとるとともに、その原因を調べ、機関長に状況を報告する。荒天や非常事態の場合には、所定の位置について船長や機関長の指示に基づいて行動する。自らの判断で緊急に取った措置については、すぐに機関長に報告する。

停泊中は、主機関、発電機、ボイラーなどの整備を行い、燃料や備品・消耗品を補給して次の航海に備える。航海中の機器運転管理の他に、整備計画を立案し、その時々の状況に応じて必要な点検整備、故障箇所の修理を行う。

最も安全に気を使う出入港時は、所定の配置につき、主機関や関連する補助機械類が船長の指示に対し確実に対応するように機関室全域を点検する。

大型の船舶では機関長を含めて複数の機関士が同乗しており、機関長は機関部の最高責任者として責任を負い、他の機関士を指揮する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

計測装置、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

船舶機関士になるには・必要な資格

船舶機関士になるには、海技従事者国家試験に合格して、海技士(機関)免許を取得する必要がある。

一般的には、旧商船大学(現在は東京海洋大学と神戸大学)、商船高等専門学校、海上技術の学校等に進学し、各種の機関・機器に関する理論と実技両面について所定の修業年限を積んだ後、在学中又は卒業後に乗船実習を航海訓練所や学校所属の練習船で行う。大型の船舶に乗るには上級の免許が求められ、それに応じた乗船経験も必要となる。

船上では船長を中心とした秩序が大切であり、規律を守ることが求められる。また、機関員を指導し、チームワークを作り上げるリーダーシップも必要となる。騒音や気温の変化などの厳しい作業環境や不規則な勤務形態の他、時差がある場合もあり、このような環境での仕事に耐えられる体力と忍耐力が求められる。

船舶機関士の労働条件・働き方

船は港を出ると次の港まで休みなく稼働し、港に着いた後も荷役を行いながら必要な補給を行うため休みが取りにくい。このため、下船するとまとまった休暇がとれる制度が一般的に採用されている。例えば、外国航路などでは8~9月乗船し3~4ヶ月休みをとるといった形態が一般的である。

航海中は、所定の時間で交替勤務を行うのが一般的だが、出入港時や緊急時には船長の命令によって労働時間外でも配置につき、作業を行う。以前と比べて、作業環境は大幅に改善されており、機関制御室で計器類を監視し、遠隔操作を行うことが多くなっている。就業者はほとんど男性である。また、外航船では外国人船員と一緒に船に乗り、働くことが多い。

給料は会社の規定によって定められており、基本給の他に、時間外手当や特殊作業手当などが支給される。また、職務外疾病(健康保険相当部分)及び船員労働の特性に応じた独自・上乗せ給付は船員保険が適用される(平成22年から、船員保険の一部は一般の労災保険制度及び雇用保険制度に統合されている。)。

船舶運航の自動化などに伴い、一つの船舶の運航に要する船員数が少なくなっているが、機関士には高度な技術と知識が求められるようになっている。また、船員としての経験を活かして、陸上勤務を行うこともある。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
50
対人
62
判断
61
身体
57
定型
61

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 保守点検4.3
  2. 修理4.2
  3. 計器監視4.0
  4. 故障等の原因特定3.9
  5. 傾聴力3.8
  6. 操作と制御3.7
  7. 読解力3.6
  8. 説明力3.4
  9. 指導3.4
  10. 道具、機器、設備の選択3.3

知識 Top 5

  1. 機械3.3
  2. 輸送2.2
  3. 工学1.9
  4. 物理学1.9
  5. コンピュータと電子工学1.9

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.7
  2. 聴覚の感度3.1
  3. 聴覚的注意(特定の音を聞き分ける力)2.9
  4. 一瞬で素早く反応する力2.9
  5. 指先の器用さ2.8

よくある質問

船舶機関士の年収はいくらですか?
船舶機関士の平均年収は約467万円(月収換算で約38万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
船舶機関士のAI代替リスクはどれくらいですか?
船舶機関士のAI影響度は10段階中 4 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「船舶機関士、機関監視」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
船舶機関士の将来性はどうですか?
AI影響度 4/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約6,470人。個別の状況に応じた判断が重要です。
船舶機関士になるにはどうすればいいですか?
船舶機関士になるには、海技従事者国家試験に合格して、海技士(機関)免許を取得する必要がある。詳しい流れは本ページ内の「船舶機関士になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
船舶機関士に必要なスキルは何ですか?
船舶機関士で特に重視されるスキルは、保守点検、修理、計器監視などです。加えて、故障等の原因特定、傾聴力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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