未来の仕事

ネット通販の運営

事務・公務AI 影響 高規模 大需要 安定
AI 影響
8 / 10
EC運営、自動化拡大
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
120,576 人
年収(平均)
¥4,814,000(481 万円)
平均年齢
43.5 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.85
時給

ネット通販の運営とは

ネット通販の運営とは、ネット通販事業において、Webサイトや商品の管理、受注・発注の処理や、顧客への対応を行う職業です。

ネット通販の業務は、「フロント業務」と「バックヤード業務」に大きく分けられる。このうちネット通販の運営はサイト管理、商品管理、商品情報登録、顧客対応、受発注管理、在庫管理などの「バックヤード業務」を担当する。

ネット通販とは、実店舗をもたない通信販売の一形態で、EC(electronic commerce)とも呼ばれている。ECは、法人向け(BtoB)、消費者向け(BtoC)、個人間(CtoC)などの形態がある。この中で、特に消費者向けの取引を「ネットショップ」と呼んでいる。ここでは主に企業が運営するネット通販事業の運営について述べる。

企業規模、業務形態がECモール出店型か自社サイト運営型か、BtoB型(法人向け)かBtoC型(消費者向け)かなどの違いによって業務内容は大きく異なるが、基本業務としては、多数の商品を正確に効率よく取り扱う商品管理、お客の注文を受けてから商品を発送するまでの受発注管理、トラブルなくサイトを安定的に運営するサイト管理が上げられる。また、在庫管理、売り上げ管理等も行う。加えて、お客からの問い合わせ、苦情、商品交換・返品の要望にも随時、対応する。

規模の小さい企業では1人の担当者が運営全般を担っているが、規模の大きな企業では、顧客対応はコールセンターが対応するなど分業化が進んでいる。

いずれにせよ、「フルフィルメント業務」を担当若しくは監督するのが運営担当の仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン、スマートフォン

ネット通販の運営になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒の場合は、ネット通販企業かネット通販部門をもつ企業に入職してネット通販部門に配属、若しくは他部門に配属された後、異動により担当するという形になる。中途採用の場合は、職種を限定した求人がほとんどなので、そのままネット通販部門に配属になるケースが多い。急成長分野であるため、人材不足の状況であり、即戦力が期待される中途採用などの求人は多い。

なお、ネットショップを個人で開業して食品を販売する場合には食品衛生法に基づく営業許可が必要なように、扱う商品によっては販売免許が必要なこともある。

ECに関する関心と知識があること、パソコンやスマートフォンなどの情報機器を抵抗感なく使いこなせることが求められる。基本的にはデスクワークが多いが、社内の各部署との連携・連絡が欠かせない仕事でもあり、フットワーク良く横断的なコミュニケーションをとる機動性も必要である。また、運営の仕事は、「事故がなくて当たり前」の「裏方」業務であり、常に全体を見渡しつつ地道で堅実な作業ができることが求められる。直接お客に対応する仕事もあり、誠実に丁寧な対応ができるコミュニケーション能力も重要である。

ネット通販の運営の労働条件・働き方

ネット通販の運営主体としては、自社製品を販売するメーカー系の事業者、実店舗も運営している流通系の事業者、カタログ販売やテレビショッピングを展開してきた通販系の事業者、オンラインのみの販売を前提に出品や出店企業を集めて運営するECプラットフォーム系の事業者に分かれる。

個人で開業をする場合を除けば、基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などの待遇は各社の社内規定に準拠する。

年齢的には、20代後半から30代、40代前半が中心のところが多い。扱う商品や事業形態によって異なるが、比較的女性の比率が高い仕事である。

日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は26.1兆円であり、年々拡大している。そのうち、物販系分野(食品、生活家電、衣類、生活雑貨等)をみると15.2兆円、また、EC化率は9.8%と上昇しており、商取引の電子化が進展している。書籍、映像・音楽ソフト(56.5%)、生活家電、AV機器、PC・周辺機器等(43.0%)のように高い値を示すものもある。なお、国内のBtoB-EC(企業間電子取引)の市場規模は514.4兆円、また、EC化率は43.1%と増加傾向にある。(2024年時点*)。ネット通販の仕事については引き続き需要が見込まれる。

*経済産業省 令和6年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
56
対人
52
判断
52
身体
43
定型
47

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 文章力3.9
  2. 説明力3.9
  3. 読解力3.7
  4. 傾聴力3.6
  5. 新しい情報の応用力3.0
  6. 他者の反応の理解2.9
  7. 交渉2.8
  8. 継続的観察と評価2.8
  9. 論理と推論(批判的思考)2.7
  10. 複雑な問題解決2.7

知識 Top 5

  1. 顧客サービス・対人サービス2.4
  2. 販売・マーケティング2.3
  3. 事務処理1.9
  4. ビジネスと経営1.8
  5. 輸送1.6

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.4
  2. 記述表現3.2
  3. 記述理解2.9
  4. マルチタスク2.9
  5. 演繹的推論2.7

よくある質問

ネット通販の運営の年収はいくらですか?
ネット通販の運営の平均年収は約481万円(月収換算で約40万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
ネット通販の運営のAI代替リスクはどれくらいですか?
ネット通販の運営のAI影響度は10段階中 8 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「EC運営、自動化拡大」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
ネット通販の運営の将来性はどうですか?
AI影響度 8/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約120,576人。求人倍率 0.85 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
ネット通販の運営になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「ネット通販の運営になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
ネット通販の運営に必要なスキルは何ですか?
ネット通販の運営で特に重視されるスキルは、文章力、説明力、読解力などです。加えて、傾聴力、新しい情報の応用力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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