未来の仕事

プロジェクトマネージャ(IT)

IT・通信AI 影響 高規模 大需要 過熱
AI 影響
7 / 10
PMIT、計画+対人調整
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
164,192 人
年収(平均)
¥7,526,000(752 万円)
平均年齢
41.4 歳
月労働時間
158 時間/月
求人倍率
2.1
時給

プロジェクトマネージャ(IT)とは

プロジェクトマネージャ(IT)とは、IT分野での開発を行うプロジェクトチームの責任者として、プロジェクト実行計画の作成、予算、要員、進捗の管理などを行う職業です。

IT分野での開発を行うプロジェクトチームの責任者として、プロジェクト実行計画の作成、予算、要員、進捗の管理などを行う。

情報システムやソフトウェア等の開発はプロジェクトとしてチームで行うことが多いが、プロジェクトの規模は数人から数十人、場合によっては複数のプロジェクトを束ねて全体で数百人規模のものもある。

具体的な仕事は、開発計画に基づいてプロジェクトの実行計画を作成し、その計画の遂行に必要な人員やリソース(資源)を調達し、プロジェクトの体制を作る。プロジェクトが動き出すと予算、納期、要員、品質等の管理をしながら、プロジェクトが円滑に進むようにする。進捗管理は重要であり、問題や将来見込まれる課題を早期に把握し、適切な対策を事前に講じて、プロジェクトが計画通り進むようにする。

顧客等関係者に、適宜、プロジェクトの進捗状況、課題と対応策などを報告し、必要な支援や協力を求めたり、プロジェクトが計画通り進むようにする。また、プロジェクトマネージャは顧客との意見の相違、システムエンジニア、プログラマー等プロジェクト内で意見の違いがある場面において、意見を調整し、プロジェクトを推進していく。

プロジェクトの終了時には、開発したシステムを顧客が十分使いこなせるよう、資料を作成し、説明や教育を行う。システムの運用や管理に必要なドキュメントも作成する。さらに、開発計画と開発の経緯等をまとめ、今後のプロジェクト開発に生かすよう、記録として残す。

顧客から求められる要望を満たし、課題となっていた事項を解決しているか、情報システムの安全性や信頼性は充分か、高い品質を確保しているか、構築した情報システムが安定して稼働できてているか、予算内に費用・経費を収められたか、等々、これらはすべてプロジェクトマネージャの手腕にかかってくる。

プロジェクトマネージャの仕事は、コンピュータやネットワークを駆使し、会社の仕組み、さらには社会の仕組みを作り上げていくことに繋がるのが最大の魅力といえる。一方、情報システムの重要度が会社や社会の中で高まり、プロジェクトマネージャには大きな責任がかかっている。プロジェクトの成否が会社の今後の発展にも関係している。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

クラウド、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

プロジェクトマネージャ(IT)になるには・必要な資格

仕事に就くために、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、ソフトウェア開発会社、コンピューターメーカーなどに入社し、システムエンジニアなどとして情報システムの構築や運用を経験した者が就くことが多い。情報システムの開発を行う会社において、システムエンジニアから課長等のレベルに昇進し、プロジェクトマネージャと称する会社も多い。

プロジェクトマネージャは実際にシステムを開発し、導入するまでの一連の作業を何度も経験し、システム開発のスキルを高め、得意分野を固めていく。

プロジェクトマネージャは実績を重ねて、会社の幹部、経営層になっていったり、特定の分野の専門家となり、IT分野のコンサルタントのような役割をしていく場合もある。

プロジェクトマネージャに必要とされるのは、情報システムを活用する分野の産業や会社の仕事・業務に関する知識(業務知識)、コンピュータ、ソフトウェア、情報通信ネットワーク、クラウドサービスなど技術に関する知識と技能(テクニカルスキル)、情報システムの構築と運用に係わる知識と技能(メソドロジスキル)、情報システム構築と運用のための知識と技能(マネジメントスキル)、プロジェクトチームで仕事を進めていくために必要となる聞く、話す、書く、理解する能力、人と人との関係をうまく構築していく能力(コミュニケーションスキル)である。テクニカルスキルにおいて、最近ではクラウドやスマートフォンに関する知識と技能が重要になっている。

これらの能力を証明するものとして、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施する「プロジェクトマネージャ試験」や、米国のNPO法人PMIが実施する「PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格」がある。

プロジェクトマネージャ(IT)の労働条件・働き方

勤務先としては、SIer企業、ソフトウェア開発企業、一般企業の情報システム部門等がある。

基本的な労働条件は、勤務先の規定によるが、プロジェクトマネージャは多くのシステム開発等を経験し、課長レベル等に昇進し、就くのが一般的であり、結果として、給与水準は情報処理技術者の中では高い傾向にある。

また、労働時間は通常平日の朝から夕方までの勤務であるが、プロジェクトの進捗状況によっては業務が忙しくなる場合もある。管理職として、チームのメンバーの業務負担が過度にならないように配慮する必要がある。。

海外企業のシステムを受注したり、外国人エンジニアがプロジェクトのメンバーとなったり、また、開発の一部を海外企業に発注する等、開発はグローバル化も進んでおり、様々な関係者をまとめ、プロジェクトを推進する人材が求められるようになっている。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
70
対人
92
判断
83
身体
37
定型
50

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力5.4
  2. 他者との調整5.1
  3. 説得5.0
  4. 説明力5.0
  5. 交渉5.0
  6. 時間管理5.0
  7. 読解力4.9
  8. 文章力4.9
  9. 要件分析(仕様作成)4.9
  10. 指導4.8

知識 Top 5

  1. コンピュータと電子工学3.5
  2. ビジネスと経営3.3
  3. 顧客サービス・対人サービス2.9
  4. 事務処理2.9
  5. 通信技術2.7

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.8
  2. 発話表現3.4
  3. 記述表現3.4
  4. 発話理解3.4
  5. 記述理解3.3

よくある質問

プロジェクトマネージャ(IT)の年収はいくらですか?
プロジェクトマネージャ(IT)の平均年収は約752万円(月収換算で約62万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
プロジェクトマネージャ(IT)のAI代替リスクはどれくらいですか?
プロジェクトマネージャ(IT)のAI影響度は10段階中 7 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「PMIT、計画+対人調整」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
プロジェクトマネージャ(IT)の将来性はどうですか?
AI影響度 7/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約164,192人。求人倍率 2.10 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
プロジェクトマネージャ(IT)になるにはどうすればいいですか?
仕事に就くために、特に学歴や資格は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「プロジェクトマネージャ(IT)になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
プロジェクトマネージャ(IT)に必要なスキルは何ですか?
プロジェクトマネージャ(IT)で特に重視されるスキルは、傾聴力、他者との調整、説得などです。加えて、説明力、交渉も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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