未来の仕事

ITコンサルタント

IT・通信AI 影響 高規模 大需要 安定
AI 影響
7 / 10
ITコンサル、戦略+AI支援
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
164,192 人
年収(平均)
¥7,526,000(752 万円)
平均年齢
41.4 歳
月労働時間
158 時間/月
求人倍率
0.89
時給

ITコンサルタントとは

ITコンサルタントとは、顧客のIT戦略に関して、コンサルティングを行い、提案、助言する職業です。

顧客のIT戦略に関して、コンサルティングを行い、提案、助言する。顧客のIT・デジタル投資において、大局的な観点から、経営戦略の策定(目標やビジョンの策定)に関してコンサルティングを行ったり、具体的に、顧客の情報化に関して、課題の整理や分析、またその解決法を検討する。なお、特にDX(デジタル・トランスフォーメーション)に係わる仕事をする人はDXコンサルタントと呼ばれる。

経営戦略におけるITコンサルティングは経営コンサルタントの仕事に近く、その重要性は昨今ますます高まっている。具体的な課題の整理や分析はシステムエンジニアの仕事に近く、デジタル技術を活用し、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークによって構成されるシステム全体の設計や開発の検討を行う。この際、システム構築事業者からは独立した客観的な立場から、開発するシステムについて検討する。経営戦略のコンサルティングから具体的な開発のコンサルティングまで、仕事は幅広いが、どちらかに特化して仕事をする場合もあり、規模の小さな案件ではこの両者を行う場合もある。

IT導入のコンサルティングでは、顧客、市場、業界に関する情報を収集し、顧客の経営計画、ビジョン、ミッション、課題等を整理する。経営戦略に関して、顧客と意見交換したり、経営トップの考え方を把握する。このように収集、整理した情報から、経営の視点で課題を抽出し、IT導入によって課題をどのように解決するか戦略を考える。なお、近年ではノーコード、ローコード開発の出現によってIT導入・活用にかかるコストが減じているなど、IT導入のあり方が大きく変化している。ITコンサルタントには時代に対応した新たな役割が求められているといえる。

システム構築のコンサルティングでは、顧客のビジネスやITに関する課題を分析したうえで、データドリブンな経営に向けたデータ活用の仕組み化など、情報システム構築によるソリューション(解決策)を検討する。情報機器、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、クラウドサービス、またセキュリティなどを総合的に考え、構築するシステム全体の構造や方針に関して提案する。構築するシステムが満たすべき基準を明らかにしたり、技術的なリスクについて事前に評価したりもする。

大規模な案件では、様々な技術者や色々な会社と共同で戦略やシステムを検討する。主に自社で仕事をするが、顧客先でプレゼンや会議があることもある。

<就業者へのメッセージ>

現代においてITは社会のインフラとなっています。それに深く関わって、社会全体が快適に、幸せになるようにする最高の職業だと思います。ぜひそういった仕事に関わってみませんか。(代表取締役 60代)

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン、生成AIシステム(ChatGPT等)

ITコンサルタントになるには・必要な資格

この仕事に就くためには、情報系や経営系の大学・大学院を卒業し、ユーザー企業、コンサルティング企業、IT企業等で実務経験を積むのが一般的である。多くの場合、ITシステムの構築や運用を長く経験した者か、様々な経営コンサルティングに携わりITの専門能力も高い者が就業する。一方、デジタル技術やツールが一般的になった昨今では、個別の現場経験を活かしてITコンサルタントやDXコンサルタントになるなど、就業ルートがますます多様になってきている。

顧客のIT・DX戦略のコンサルティングを行ったり、デジタル化を促進したりしながら、実際に顧客にシステムを導入するまでの一連の作業の経験を重ね、スキルを高めていく。また、経営もデジタル技術も、必要となる知識やスキルは非常に幅広いため、業種や対象とするシステムについて得意分野を持つことが多い。

ITコンサルタントは、顧客、市場、業界、また、関連法規をよく理解し、デジタル技術を活用した経営戦略を考えられることが必要である。また、ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、クラウドサービスに関する知識や経験も重要である。

ビジネスや社会の変化を的確に把握しておく必要があり、特にデジタル技術は技術革新が急速であるため、常に新たな技術や製品について情報収集することも大切である。加えて、今使える物の中から最適なツールを選択できる能力も重要であり、顧客にとって最善の方策を客観的に検討することが求められる。

ITコンサルタントの労働条件・働き方

勤務先は、シンクタンク、経営コンサルティング会社、システム開発会社等である。職場は都市部に多い。

賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。担当した案件や仕事の成果によって給与の個人差が大きくなる場合もある。

コンサルティングの状況によって忙しさが異なり、IT戦略・DX戦略をまとめるとき、システム開発の方向を決めるとき、また、新たに検討しなくてはならないことが発生した場合等には会議等が長引くこともある。また遠隔での業務も増えている一方で、現場に直接出向いて情報を得ることも重要である。

今日、あらゆる分野で情報化が進展し、日々、新たな技術も生まれている。多くの選択肢の中で、客観的で最適な提案を行うコンサルティングへの期待は大きくなっており、活躍の場は広がっている。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
70
対人
84
判断
82
身体
38
定型
47

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 要件分析(仕様作成)5.1
  2. 他者との調整5.0
  3. 説明力5.0
  4. 文章力4.9
  5. 傾聴力4.9
  6. 時間管理4.9
  7. 読解力4.8
  8. 論理と推論(批判的思考)4.8
  9. 継続的観察と評価4.8
  10. 合理的な意思決定4.8

知識 Top 5

  1. ビジネスと経営2.6
  2. コンピュータと電子工学2.5
  3. 事務処理2.5
  4. 通信技術2.5
  5. 顧客サービス・対人サービス2.4

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.4
  2. 発話理解3.3
  3. アイデアや代案を数多く生み出す力3.3
  4. 発話表現3.2
  5. 記述表現3.2

よくある質問

ITコンサルタントの年収はいくらですか?
ITコンサルタントの平均年収は約752万円(月収換算で約62万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
ITコンサルタントのAI代替リスクはどれくらいですか?
ITコンサルタントのAI影響度は10段階中 7 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「ITコンサル、戦略+AI支援」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
ITコンサルタントの将来性はどうですか?
AI影響度 7/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約164,192人。求人倍率 0.89 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
ITコンサルタントになるにはどうすればいいですか?
この仕事に就くためには、情報系や経営系の大学・大学院を卒業し、ユーザー企業、コンサルティング企業、IT企業等で実務経験を積むのが一般的である。詳しい流れは本ページ内の「ITコンサルタントになるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
ITコンサルタントに必要なスキルは何ですか?
ITコンサルタントで特に重視されるスキルは、要件分析(仕様作成)、他者との調整、説明力などです。加えて、文章力、傾聴力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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