未来の仕事

特別支援学校教員、特別支援学級教員

教育・指導AI 影響 中規模 中需要 安定
AI 影響
4 / 10
特別支援教員、対人指導重視
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
78,310 人
年収(平均)
¥4,910,000(491 万円)
平均年齢
45.6 歳
月労働時間
162 時間/月
求人倍率
0.96
時給

特別支援学校教員、特別支援学級教員とは

特別支援学校教員、特別支援学級教員とは、障害のある幼児・児童・生徒が通う特別支援学校、特別支援学級の教員として指導にあたる職業です。

障害のある幼児・児童・生徒が通う特別支援学校、特別支援学級の教員である。病院内に特別支援学校の分教室として設けられる院内学級や一般の学校内に設置される特別支援学級に勤務する教員も含む。

特別支援学校は、視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱といった障害がある幼児・児童・生徒に幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準ずる教育を実施するとともに、自立のための知識や技能を授けることを目的とした学校である。かつては特殊教育諸学校として、盲学校、聾(ろう)学校、養護学校に区分されていたが、2007年4月から特別支援学校に一本化された。

具体的な仕事内容は、障害の状態などを勘案して、幼児・児童・生徒一人ひとり合わせた個別の指導計画を立てて、その計画に必要な教材や教具を用意することから始まる。日課や授業時間割に基づき、教科の授業や特別活動の指導をする一方で、幼児・児童・生徒の障害の状態に応じて自立活動という特別支援学校や特別支援学級に特有の指導や部活動の指導などを行う。学習活動を記録して評価を行い、幼児・児童・生徒の成長の記録を作成することも重要な仕事である。

また、学習上、生活上の課題や進路などについての本人、保護者などからの相談に対し、専門性を生かした助言をし、就職希望の生徒に対しては、企業等での見学や現場実習(インターンシップ)等を計画し行う。卒業生の勤務先や進学先を訪問したり、卒業生やその保護者からの相談を受けたり、卒業後のアフターフォロー等も行う。

1日の勤務の流れは、出勤して、全体の職員朝会をした後、学年や学級ごとの打ち合わせを行う。その後は、校内のバスターミナルへ児童・生徒を迎えに行く(特別支援学校ではスクールバス通学が多い)。自主通学の幼児・児童・生徒も含めて、全員が揃ったところで、9時ごろに朝の会をして、授業に入る。昼になったら給食を食べて、児童・生徒と一緒に掃除をする。2時半頃まで午後の授業をして、スクールバス通学の児童・生徒をバスターミナルまで送っていく。その他の児童・生徒も3時ごろまでには下校となる。授業には、特別活動(ロングホームルーム)や自立活動などもある。下校時間以降は、職員会議、報告書や教材作成などの書類仕事や面談、学校によっては部活動の指導などをして、5時頃には退勤という流れになる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

特別支援学校教員、特別支援学級教員になるには・必要な資格

この職業に就くためには、小学校、中学校、高等学校又は幼稚園の教員の免許状のほかに、特別支援学校の教員の免許状を取得することが原則となっている。盲学校、聾(ろう)学校、養護学校に分けられていた教員免許状は、2007年4月に施行された学校教育法等の一部改正により、特別支援学校の教諭の免許に一本化された。ただし、特別支援学級に関しては教員免許だけで勤務可能なので、特別支援学級の教員のほとんどは特別支援学校教諭の免許を所有していない。特別支援学校でも「当分の間は」特別支援学校教諭の免許なしでも教員になることができる、という附則の規定があり、特別支援学校教諭の免許状なしで教師の仕事をすることも可能である。

初任者は、教育公務員特例法により、1年間の初任者研修を受けなければならず、週に1回、教育センターなどで研修を受ける。1年で一人前になれるように、指導教員をつけるなどのサポートがある。

入職後も、専門性向上やキャリアアップのための研修が年間を通じて実施されており、動作法、摂食指導、医療的ケア、日本手話、発達障害に関する研修会等、各特別支援学校によって様々な研修がある。

特別支援学校教員、特別支援学級教員の労働条件・働き方

特別支援学校教諭の職場となる特別支援学校は、全国に1,191校、在学者数は155,140人、教員数は89,013人(2024年*1)

特別支援学校では手厚い支援が必要であるため、教員1人あたりの在学者数は一般の学校よりも少ない。また、特別支援学校の教員のうち、女性は62.9%を占める。(2024年*1)

給料については、基本給は一般の学校と同じだが、専門的なスキルが必要なので、手当は若干多い。

朝は幼児・児童・生徒を迎える準備などで始業前に出勤し、土日も部活動等の指導があり、勤務時間外の仕事は多い。幼児・児童・生徒の指導や保護者や幼児・児童・生徒への緊急の対応なども多い。

原則として定期異動があるが、実際には1校あたりの勤務期間は伸びる傾向にある。(*2)

*1 文部科学省「学校基本調査2024」から *2 取材結果から

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
63
対人
87
判断
59
身体
61
定型
46

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力5.3
  2. 指導4.8
  3. 説明力4.7
  4. 読解力4.5
  5. 文章力4.5
  6. 他者の反応の理解4.5
  7. 学習方法の選択・実践4.5
  8. 対人援助サービス4.3
  9. 継続的観察と評価4.3
  10. 他者との調整4.2

知識 Top 5

  1. 教育訓練3.1
  2. 心理学2.9
  3. セラピーとカウンセリング2.7
  4. 日本語の語彙・文法2.5
  5. 社会学2.2

能力 Top 5

  1. トラブルの察知3.7
  2. 発話理解3.4
  3. 記述表現3.3
  4. 発話表現3.3
  5. 選択的注意(集中する力)3.3

よくある質問

特別支援学校教員、特別支援学級教員の年収はいくらですか?
特別支援学校教員、特別支援学級教員の平均年収は約491万円(月収換算で約40万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
特別支援学校教員、特別支援学級教員のAI代替リスクはどれくらいですか?
特別支援学校教員、特別支援学級教員のAI影響度は10段階中 4 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「特別支援教員、対人指導重視」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
特別支援学校教員、特別支援学級教員の将来性はどうですか?
AI影響度 4/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約78,310人。求人倍率 0.96 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
特別支援学校教員、特別支援学級教員になるにはどうすればいいですか?
この職業に就くためには、小学校、中学校、高等学校又は幼稚園の教員の免許状のほかに、特別支援学校の教員の免許状を取得することが原則となっている。詳しい流れは本ページ内の「特別支援学校教員、特別支援学級教員になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
特別支援学校教員、特別支援学級教員に必要なスキルは何ですか?
特別支援学校教員、特別支援学級教員で特に重視されるスキルは、傾聴力、指導、説明力などです。加えて、読解力、文章力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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