未来の仕事

カウンセラー(医療福祉分野)

医療・保健AI 影響 中規模 中需要 旺盛
AI 影響
5 / 10
医療カウンセラー、対面相談
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
27,292 人
年収(平均)
¥4,302,000(430 万円)
平均年齢
39.9 歳
月労働時間
157 時間/月
求人倍率
1.97
時給

カウンセラー(医療福祉分野)とは

カウンセラー(医療福祉分野)とは、臨床心理に関する専門知識を活かし、カウンセリング等により、心や対人関係などの悩みを抱えた人への支援を行う職業です。

臨床心理に関する専門知識を活かし、カウンセリング等により、心や対人関係などの悩みを抱えた人への支援を行う。

心理的なサポートへのニーズは高まる傾向にあり、カウンセラーの活躍分野は医療、福祉、教育、企業、地域コミュニティーなど広がってきている。ここでは、主に病院、クリニック等医療機関や地方自治体の精神保健福祉センター、児童相談所等に勤務するカウンセラーについて記述する*。

医療機関では精神科医の指示により、クライアントに対し専門的技法を用いてカウンセリングを行う。カウンセリングでは対話を通してクライアントとの信頼関係を築き、クライアント自身が問題を整理し問題解決に近づくとともに、症状の緩和を促す心理的な支援を行う。心理検査等を行う場合もある。医師、看護師等他の医療スタッフともクライアントについて情報共有を行う。

地方自治体の精神保健福祉センターなどでは地域住民の相談に対応するが、本人のみならず家族等の相談に応じる場合もある。児童相談所などでは、虐待や家庭内不和・暴力から児童・子供を保護し心理面のケアを行う場合もある。

メンタルクリニックの心理カウンセラーの仕事の例でみると、当日のカウンセリングの予約状況等を確認し、必要に応じ、医師等とクライアントの状況等について情報共有の打合せを行う。メールや電話で担当するクライアントからの相談等があれば対応する。面談予約のクライアントには、事前に前回までの状況を面談記録等で確認の上、相談室で決まった時間のカウンセリングを行う。カウンセリングが終了すると面談記録を作成する。記録を整理し、クライアントの状況の見立てを行い医師等と今後のカウンセリングの進め方等を検討する。一日に複数のクライアントの面談を実施することが多い。翌日の準備や必要な事務仕事等も行う。

*「スクールカウンセラー」「キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタント」についてはそれぞれの職業解説を参照のこと。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

カウンセラー(医療福祉分野)になるには・必要な資格

カウンセリングに関連する資格には、臨床心理士、公認心理師などがあり、この仕事に従事している者はいずれかの資格を保有している場合がほとんどである。学歴面では大卒・大学院卒の割合が高く、専攻は心理学系学部、学科の卒業者が多い。

臨床心理士は、指定大学院を修了した者でなければ受験資格が与えられない。公認心理師は、2018年に試験が開始された国家資格である。試験にはいくつかの受験区分がある。その他医療福祉分野では精神保健福祉士(PSW)が相談に対応する場合もある。

入職後は、職場でのOJTで経験を積む場合が多いが、カウンセリングのスキルの習得に際しては、先輩カウンセラーからのSVを受ける場合もある。カウンセラーとして一人前と認められるには数年の臨床経験が必要とされている。臨床経験を積んでフリーランスや独立開業する場合もある。

心理カウンセラーには、コミュニケーション能力のほかクライアントとのラポールを形成するスキル(相手の心を開かせ良好な人間関係を構築するスキル)など心理面からのアプローチ技術に加えて、継続的にクライアントに関わることができる粘り強さが求められる。面接記録等を作成する事務処理能力も必要である。また、カウンセラーには、厳重な守秘義務が課されており、個人情報保護や倫理規定の遵守などコンプライアンスに関わる高い見識も求められる。

カウンセラー(医療福祉分野)の労働条件・働き方

勤務先は、精神病院、総合病院の心療内科、メンタルクリニック、地方自治体の精神保健福祉センター、児童相談所などである。職場は全国に広がっている。

就業者は、女性が多く年齢層は幅広い。

雇用形態は、病院に所属している臨床心理士であるカウンセラーは常勤職員もいるが、非常勤職員等の場合も多い。複数の職場を掛け持ちしている場合もある。

賃金は、常勤職員の場合は月給制がほとんどだが、非常勤職員では時給制、日給制が一般的であり、収入に関しては個人差が大きい。勤務形態は、クライアントが利用しやすいように、職場によっては夜間勤務や土日勤務もある。

近年は、電話のみならずインターネットを利用したカウンセリングなど手法が多様化してきている。また、日本にいる外国人の増加等により外国語でのカウンセリングのニーズもある。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
67
対人
88
判断
69
身体
42
定型
44

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力6.0
  2. 他者の反応の理解5.6
  3. 説明力5.2
  4. 文章力5.0
  5. 対人援助サービス4.9
  6. 読解力4.7
  7. 他者との調整4.4
  8. 論理と推論(批判的思考)4.3
  9. 継続的観察と評価4.3
  10. 説得4.3

知識 Top 5

  1. セラピーとカウンセリング4.6
  2. 心理学4.4
  3. 医学・歯学3.7
  4. 社会学3.6
  5. 教育訓練3.2

能力 Top 5

  1. 発話表現3.9
  2. 発話理解3.8
  3. トラブルの察知3.8
  4. 記述表現3.6
  5. 記述理解3.5

よくある質問

カウンセラー(医療福祉分野)の年収はいくらですか?
カウンセラー(医療福祉分野)の平均年収は約430万円(月収換算で約35万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)と同程度です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
カウンセラー(医療福祉分野)のAI代替リスクはどれくらいですか?
カウンセラー(医療福祉分野)のAI影響度は10段階中 5 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「医療カウンセラー、対面相談」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
カウンセラー(医療福祉分野)の将来性はどうですか?
AI影響度 5/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約27,292人。求人倍率 1.97 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
カウンセラー(医療福祉分野)になるにはどうすればいいですか?
カウンセリングに関連する資格には、臨床心理士、公認心理師などがあり、この仕事に従事している者はいずれかの資格を保有している場合がほとんどである。詳しい流れは本ページ内の「カウンセラー(医療福祉分野)になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
カウンセラー(医療福祉分野)に必要なスキルは何ですか?
カウンセラー(医療福祉分野)で特に重視されるスキルは、傾聴力、他者の反応の理解、説明力などです。加えて、文章力、対人援助サービスも重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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