清涼飲料ルートセールスとは、ジュースなどの清涼飲料を販売店などに車で配達し、併せて営業活動を行う職業です。
ジュースなどの清涼飲料を販売店などに車で配達し、併せて営業活動を行う。また、自動販売機に商品を補充する。
会社の営業所に出勤すると、ユニフォームに着がえ、担当地区のマネージャーやチームのメンバーとミーティングをするなど、1日の準備をする。
販売店に配達をする場合は、車(ルートカー)を運転して担当地域の販売店を巡回する。効率よく回れるように、交通渋滞などを考慮に入れて道順やスケジュールを作成する。
得意先の店舗に着くと、まず、自社製品の看板などの汚れや破損をチェックする。次に、商品の陳列状況を見て整理し、在庫状況を調べる。受注量を店の人に提示し、注文を受けると商品を補充して、集金や空びん、空箱の回収を行う。商品を多量に運ぶときには、ハンドトラックと呼ばれる手押し車を使用する。新商品の宣伝やキャンペーンの説明をするなど、取引量を増やすための営業も行う。
自動販売機の補充の場合は、車を運転して担当地域の自動販売機を巡回する。担当の自動販売機に到着すると、売上金額の回収、商品の補充を行い、自動販売機の清掃をする。商品のPOPなど自動販売機に掲示しデコレーションも行う。在庫や商品状況を把握する。空き缶、ペットボトルの回収も行う。
会社に戻ると、空びん、空箱等の処理や売上げの計算などをして、マネージャーに報告し、自分のルートカーに翌日配送する清涼飲料を積み込み、1日の仕事を終える。
担当地域内で開店しそうな店を見つけて営業することもルートセールス員の仕事である。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
普通自動車(ルートカー:普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、ハンドトラック(手押し車)
仕事に車を使用するので、普通自動車免許が必要である。運転する車の大きさによるが、入職後「準中型自動車免許」、「中型自動車免許」若しくは「大型自動車免許」の取得を支援する企業もある。
高校、大学等を卒業後入職するほか、中途採用もある。
入職後は、経験者の下で一定の期間OJTを受けてから、1人でルートセールスをするようになる。
営業の実績や勤続年数などの評価によって、マネージャーや営業所長に昇進するケースもある。
ルートカーの運転が業務の中の大きなウエイトを占めるため、運転の技能が必要である。また、清涼飲料は1箱10kg以上あり、これをルートカーにいくつも積み上げなければならないため、一定の体力が必要となる。配達と同時にセールスも行うため、コミュニケーション能力も求められる。
飲料販売会社や飲料メーカーの営業所等に勤務する。1日のほとんどは外回りで、車を運転して取引先や自動販売機のある場所をまわり、仕事を行う。清涼飲料は全国で売られているので、就業場所は小売店の分布に応じて全国に広がっている。
労働時間は勤務先の規定によるが、業務の繁閑に合わせて忙しい夏には労働時間が長く、冬には短くなることもある。
賃金は月給制が多く、販売実績に応じた手当等が支給される企業もある。
飲料メーカーが自動販売機の設置から保守・点検、商品の切り替え、売上管理・回収、賞味期限などの品質管理、空容器回収、清掃、売上報告まで全てを行う事業者を利用するケースが見られるほか、清涼飲料以外にも食品を扱うなど、取扱商品の種類が増える傾向にある。
業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。