未来の仕事

社会保険労務士

士業・経営・コンサルAI 影響 高規模 中需要 安定
AI 影響
7 / 10
社労士、書類作業のAI化進む
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
21,780 人
年収(平均)
¥9,032,000(903 万円)
平均年齢
39.5 歳
月労働時間
161 時間/月
求人倍率
0.89
時給

社会保険労務士とは

社会保険労務士とは、企業などの依頼により労働社会保険の手続きなどを代行するとともに労務管理などの相談・指導にあたる職業です。

企業などの依頼により労働社会保険の手続などを代行するとともに労務管理などの相談・指導にあたる。

勤労者の福祉のため、労働災害や傷病、失業、年金などについては、国が運営する労働保険や社会保険の制度がある。また、勤労者の生活を守り、福祉向上を図り、良好な環境で働くことができるように労働基準や安全衛生をはじめとする様々な法律がある。

事業主は、これらの法律にしたがって労働基準監督署、公共職業安定所、年金事務所などに、各種の申請書や届出書、報告書を提出しなければならないが、中小企業などで専門の担当職員を置いていない場合などには、外部の専門家に依頼することとなる。

社会保険労務士は、労働保険・社会保険諸法令、人事労務管理についての専門家として、企業から依頼を受け、法律で定められている申請書、届出書、報告書など様々な書類を作成し、行政機関への提出に関する手続を代行する。また申請書等に係る行政機関の調査や処分に対する主張・陳述の代理を行う。

このほか、従業員の採用から退職までの様々な問題についても相談を受け、指導を行う。賃金や労働時間、休日などの定め方、昇進・配置転換などの方針、職場の安全衛生や健康管理、仕事に関する教育訓練の進め方などについて、指導や助言を行い、企業による就業規則や給与規程の作成・整備を支援する。

なお、関連する研修を終了し試験に合格すると、特定社会保険労務士として、裁判によらず話し合いによって個別の労働関係のトラブルを解決するADRで、労働者又は経営者の代理人として、紛争の解決を支援することができる。また、補佐人として、労働社会保険に関する行政訴訟の場面や、個別労働関係紛争に関する民事訴訟の場面で、弁護士とともに裁判所に出頭し、陳述することができる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、パソコン

社会保険労務士になるには・必要な資格

社会保険労務士になるには、社会保険労務士試験に合格した後に、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録(実務経験2年以上又は事務指定講習の修了が必要)することが必要である。

また、2016年に、社員が1人の社会保険労務士法人(以下「一人法人」という。)の設立等を可能とする規定が施行され、これまで2人以上の社員による設立が必須であった社会保険労務士法人について、社員が1人でも社会保険労務士法人を設立することが可能となった。

資格を取得した社会保険労務士の多くは独立して開業することになるが、開業後も自主的・計画的・継続的に自ら研修・研究を行うことが大切である。

労働保険・社会保険、人事労務関係の諸手続については、関係の法律や規則がたびたび改正されるため、常に新しい情報を入手し、勉強する必要がある。

社会保険労務士の労働条件・働き方

事務所を独立開業するほか、社会保険労務士事務所に従業員として所属したり、大企業や団体などの従業員として労働・社会保険関係の仕事をする人もいる。事務所への仕事の依頼は、担当の事務員を置くことが難しい中小企業からが多い。

企業に所属せず、独立している場合は定年がないので何歳まででも働くことができる。

依頼主の都合や書類提出の期限などによって一定の時期に仕事が集中すると、残業が必要な場合もあるし、休日も不規則となる。

収入については、独立した場合だと個人差が大きい。経験を重ねて信用を得て、顧客企業が増えると収入も増える。

最近は雇用就業の面で変化が大きく、企業における人事労務管理はよりきめ細かい対応が必要となっており、労働社会保険関係の諸手続の代行だけでなく、企業の様々な問題の相談、指導に当たることが求められている。また、年金への関心が国民の間で高まり、年金相談等一般の人々からの相談対応も重要である。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
56
対人
79
判断
75
身体
35
定型
54

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力5.2
  2. 説明力4.8
  3. 読解力4.8
  4. 文章力4.7
  5. 説得4.4
  6. 指導4.3
  7. 交渉4.2
  8. 他者の反応の理解4.2
  9. 論理と推論(批判的思考)4.1
  10. 他者との調整4.1

知識 Top 5

  1. 人事労務管理4.2
  2. 法律学、政治学3.7
  3. 事務処理3.4
  4. 顧客サービス・対人サービス2.8
  5. ビジネスと経営2.5

能力 Top 5

  1. 発話表現3.6
  2. トラブルの察知3.6
  3. 記述理解3.5
  4. 記述表現3.5
  5. 発話理解3.4

よくある質問

社会保険労務士の年収はいくらですか?
社会保険労務士の平均年収は約903万円(月収換算で約75万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
社会保険労務士のAI代替リスクはどれくらいですか?
社会保険労務士のAI影響度は10段階中 7 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「社労士、書類作業のAI化進む」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
社会保険労務士の将来性はどうですか?
AI影響度 7/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約21,780人。求人倍率 0.89 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
社会保険労務士になるにはどうすればいいですか?
社会保険労務士になるには、社会保険労務士試験に合格した後に、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録(実務経験2年以上又は事務指定講習の修了が必要)することが必要である。詳しい流れは本ページ内の「社会保険労務士になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
社会保険労務士に必要なスキルは何ですか?
社会保険労務士で特に重視されるスキルは、傾聴力、説明力、読解力などです。加えて、文章力、説得も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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