未来の仕事

Webディレクター(Web制作会社)

士業・経営・コンサルAI 影響 高規模 小需要 安定
AI 影響
8 / 10
Webディレクター、AI支援企画
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
9,971 人
年収(平均)
¥5,910,000(591 万円)
平均年齢
42.7 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.43
時給

Webディレクター(Web制作会社)とは

Webディレクター(Web制作会社)とは、Webサイトの構築にあたってプロジェクトの受注からサイトの企画・設計、制作進行、運用までの段階で、様々な仕事を指揮する職業です。

Webサイトの構築にあたってプロジェクトの受注からサイトの企画・設計、制作進行、運用までの段階で、様々な仕事を指揮する。Webサイト構築の「現場監督」の役割を担う仕事と言える。

具体的業務は、まずは依頼主と打ち合わせを行い、目的、内容、予算、納品期日などを確認する。その上で、共同作業するスタッフと協議し、アイデアをまとめたり、制作するWebサイトのコンセプト(方向性)を決める。画面のデザインやレイアウト、提供する機能などの仮案を作成し、これを依頼主に見せ了承を得る。制作が始まると各ページに用いる素材(写真、イラスト、アイコン、ロゴ等)をスタッフやカメラマン、イラストレーター、デザイナー等に指示や依頼をしたり、プログラマーにはWebサイトの制作を指示する。スタッフ等が作成した成果物のチェックも行う。こうした各工程の進捗状況を常に把握し、納期に間に合うようスタッフ等への働きかけも行う。

特に、Webディレクターの仕事では、プロジェクトのコスト・予算管理が重要である。限られた時間・メンバー・予算の中で、常に高いクオリティを追求していかなければならない点は、難しさであると同時にこの仕事の醍醐味でもある。また、新規の顧客獲得のために営業活動を行う場合もある。

Webディレクターと似た職種にWebプロデューサーがあり、どちらもWebサイトの制作・運営を指揮し、ビジネス上の目標達成に責任を持つ。小規模なプロジェクトではWebプロデューサーがWebディレクターを兼務する場合も多いが、プロジェクトが大規模な場合はWebプロデューサーは売上げと利益の責任者としてクライアント側との調整作業が多くなり、Webディレクターが制作サイドの責任者として進行管理と品質管理を行う。更に大規模なプロジェクトになると、複数のWebディレクターが、デザイン、システム、マーケティングといった分野を分担して制作管理を担当することになる。Webサイトの規模が大きくなってくると、プロジェクトのマネジメントが重要になる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio、Figma等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、Web画面作成のソフト(HTML、CSSを含む)、パソコン

Webディレクター(Web制作会社)になるには・必要な資格

この仕事に就くために特に学歴や資格は必要とされないが、学校を卒業してすぐにWebディレクターとして入職するケースは少なく、一般的にはWebデザイナーやプログラマーなどとして入職し、Webサイト構築の実務経験を積んでからWebディレクターとしてチームを指揮する立場となる。

また、制作会社の多くを占める小規模の企業では、新卒等の未経験の人材を雇用して育成するよりも、既に開発経験があり即戦力となる人材をWebディレクターとして中途採用する傾向がある。

就業者の学歴は様々であり、大卒の場合も文系、理系、芸術系など出身分野は多様である。それぞれのバックグラウンドに応じて、デザイン志向であればアート系のWebディレクター、システムに強ければシステム系のWebディレクターになる。営業や企画が得意なWebディレクターは、Webプロデューサーになっていく場合もある。

Webディレクターにはチームを指揮して予算と納期を守り、クオリティを維持する「現場監督」としての責任感と統率力が求められる。

Webディレクター(Web制作会社)の労働条件・働き方

勤務先はWebサイトの制作会社、企業のWebサイト関連部門等である。

Webサイト制作会社は、社員数は10~20名程度の規模の会社が多い。

就業者は20歳代から30歳代までの人が多く、比較的女性の割合が高い。チームを指揮するWebプロデューサー層では40歳~50歳代の就業者が多い。

賃金、労働時間などの労働条件は勤務先の規定による。

原則として週休二日制の会社が多いが、変形労働時間制を採用し、比較的自由に休みを取れる勤務形態の場合がある。平常時は残業は少なめで、フレキシブルな働き方である。

ただし、締め切りが迫っていたりトラブルが発生したりすると、夜間残業や休日に仕事をすることもあり、勤務時間は不規則になりがちである。

実績に応じて収入が変動する傾向があり、個人差も大きい。

Webディレクターは基本的には制作現場で働く。ただしWebプロデューサーの役割を兼務する場合等は、新規顧客獲得のための営業や、取引先との打ち合わせのために社外での勤務が多くなる場合もある。

インターネットの技術進歩は急速であり、動画の活用を中心とした表現の幅が広がってきている。近年はWebサイトを簡単に作成できるツールの普及等により、Webサイトの制作を制作会社に発注するよりも、個人事業主に発注したり自社で作成することを選ぶ企業も出てきており、Webディレクターには、顧客に対して、高いクオリティでそのニーズに合ったWebサイトの構築を提案するなどの付加価値を提供することが求められている。

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
73
対人
73
判断
70
身体
29
定型
51

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力4.7
  2. 文章力4.6
  3. 説明力4.6
  4. 読解力4.5
  5. 他者との調整4.3
  6. 継続的観察と評価4.2
  7. 新しい情報の応用力4.2
  8. クオリティチェック4.1
  9. 合理的な意思決定4.0
  10. 指導3.9

知識 Top 5

  1. コミュニケーションとメディア2.9
  2. 事務処理2.8
  3. 顧客サービス・対人サービス2.7
  4. 販売・マーケティング2.6
  5. 日本語の語彙・文法2.5

能力 Top 5

  1. 記述表現3.6
  2. アイデアや代案を数多く生み出す力3.6
  3. 記述理解3.5
  4. 発話理解3.4
  5. 発話表現3.4

よくある質問

Webディレクター(Web制作会社)の年収はいくらですか?
Webディレクター(Web制作会社)の平均年収は約591万円(月収換算で約49万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
Webディレクター(Web制作会社)のAI代替リスクはどれくらいですか?
Webディレクター(Web制作会社)のAI影響度は10段階中 8 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「Webディレクター、AI支援企画」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
Webディレクター(Web制作会社)の将来性はどうですか?
AI影響度 8/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約9,971人。求人倍率 0.43 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
Webディレクター(Web制作会社)になるにはどうすればいいですか?
この仕事に就くために特に学歴や資格は必要とされないが、学校を卒業してすぐにWebディレクターとして入職するケースは少なく、一般的にはWebデザイナーやプログラマーなどとして入職し、Webサイト構築の実務経験を積んでからWebディレクターとしてチームを指揮する立場となる。詳しい流れは本ページ内の「Webディレクター(Web制作会社)になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
Webディレクター(Web制作会社)に必要なスキルは何ですか?
Webディレクター(Web制作会社)で特に重視されるスキルは、傾聴力、文章力、説明力などです。加えて、読解力、他者との調整も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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