未来の仕事

産婦人科医

医療・保健AI 影響 中規模 中需要 安定
AI 影響
4 / 10
産婦人科医、手技+診察
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
43,380 人
年収(平均)
¥13,380,000(1338 万円)
平均年齢
44.1 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.58
時給

産婦人科医とは

産婦人科医とは、妊娠や出産に関する医療、女性特有の疾患の診断、治療を行う職業です。

妊娠や出産に関する医療、女性特有の疾患の診断、治療を行う。

大きな病院では妊娠・出産に関する医療を行う産科医と女性特有の疾患の治療を行う婦人科医に分かれる場合が多く、産婦人科の医院やクリニックなどの開業医の場合には、産科と婦人科の両方の診療を行う場合が多い。

産科医は、妊娠の判定や妊婦への指導などを行う。定期的な妊婦健診で妊婦の健康状態を診断し、必要な場合には治療を行う。高齢での出産、既往症のある妊婦など特別なケアを必要とする出産の場合には、適切な妊娠管理を行う。超音波検査などにより、胎児の診断・管理も行う。自然分娩の場合は産科医の立会いのもとで助産師などのスタッフが行う場合もある。緊急の措置が必要な場合には、産科医が手術を行うこともある。不妊に悩む患者には、原因を調べる検査や妊娠をしやすくするための指導と治療を行うこともある。

婦人科医は、子宮筋腫や卵巣がんなど女性特有の病気や更年期障害の治療を行う。手術をして腫瘍を摘出することもある。内科、外科、内分泌などのさまざまな専門知識を活かして、女性の健康な生活を支える。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

超音波検査装置、医療機器(聴診器、注射器、CT、MRI等)、パソコン

産婦人科医になるには・必要な資格

産婦人科医として仕事をするには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必須である。まず、大学医学部で6年間にわたって専門的な知識を身につけ、同時に実習も行う。大学の卒業試験に合格すると国家試験を受験することができる。国家試験に合格すると、医師免許が与えられる。更に大学病院や大病院などの臨床研修病院で他の様々な診療科を経験する最低2年間の臨床研修を積み、実際の患者を診察しながら知識を身につける。この研修終了後に産婦人科に所属して産婦人科医となる。所定の要件を満たせば専門医に認定される制度がある

臨床研修後には、病院などに勤務医として勤め、多くの経験を積んでいく。勤務先の病院で診療科長になるケースや、独立して開業医となるケースがある。大学で研究を続けながら講師や教授になることもある。

生命の誕生に立ち会う仕事であり、女性が安心し出産することができるように広い知識と豊富な経験、おもいやりが求められる。深夜の出産や緊急の手術に対処できる精神力と体力も必要である。出産を控えた妊婦、助産師や看護師とのコミュニケーション能力も必要とされる。

産婦人科医の労働条件・働き方

医療機関等の勤務医とクリニックを開業する開業医がいる。産婦人科医の数は11,336人である。患者側から女性医師に対するニーズが強く、女性医師の割合は他の診療科よりも高い4割程度となっている(*1)。

勤務時間などの労働条件は、勤務する医療機関の体制や診療時間などにより様々である。

入院患者がいる大きな病院の勤務医の場合は、交代制で勤務を行う。入院患者の急変や救急患者の受け入れに備えて夜間や休診日の当番なども行う。一般的に賃金水準は高い。

開業医の場合は、各医院で定めた診療時間にあわせて勤務する。診療時間は9時から18時ごろまでが一般的であり、都市部では、社会人の帰宅時間にあわせて夜間や土曜日に診療をする場合もある。診療時間の前に準備を行ったり、診療時間後にカルテの整理を行うため、就業時間は診療時間よりも長くなる。分娩がある場合には、夜間、休日に関わらずに分娩に立ち会う。

産科は時間を問わず出産や緊急手術に対応する必要があるなど勤務条件が厳しく、産科医を志す医師の数は減少傾向にある。このため、地域によっては出産を受け入れる病院がなくなるなどの問題も生じている。一方で、生殖医療技術が進歩し、周産期管理の重要性が増してきている。産婦人科医に対する需要は引き続き大きく、医師の定着に向けた様々な対策が講じられている。

*1 令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況から 診療科別にみた医師数

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
60
対人
76
判断
64
身体
60
定型
48

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 読解力5.4
  2. 傾聴力5.1
  3. 説明力5.0
  4. 他者の反応の理解4.8
  5. 文章力4.7
  6. 説得4.3
  7. 論理と推論(批判的思考)4.3
  8. 新しい情報の応用力4.2
  9. 指導4.2
  10. 継続的観察と評価4.0

知識 Top 5

  1. 医学・歯学2.8
  2. セラピーとカウンセリング2.3
  3. 顧客サービス・対人サービス2.0
  4. 心理学1.9
  5. 日本語の語彙・文法1.9

能力 Top 5

  1. トラブルの察知4.1
  2. 発話表現3.6
  3. 指先の器用さ3.6
  4. 発話理解3.5
  5. 記述表現3.5

よくある質問

産婦人科医の年収はいくらですか?
産婦人科医の平均年収は約1338万円(月収換算で約111万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
産婦人科医のAI代替リスクはどれくらいですか?
産婦人科医のAI影響度は10段階中 4 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「産婦人科医、手技+診察」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
産婦人科医の将来性はどうですか?
AI影響度 4/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約43,380人。求人倍率 0.58 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
産婦人科医になるにはどうすればいいですか?
産婦人科医として仕事をするには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必須である。詳しい流れは本ページ内の「産婦人科医になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
産婦人科医に必要なスキルは何ですか?
産婦人科医で特に重視されるスキルは、読解力、傾聴力、説明力などです。加えて、他者の反応の理解、文章力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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