観光バスガイドとは、観光バスにおいて、お客と一緒にバスに乗り、旅の案内や説明などをする職業です。
日本各地の名所・史跡へ旅する人々を運ぶ観光バスにおいて、お客と一緒にバスに乗り、旅の案内や説明などをする。
事前準備として、観光地の確認とその知識の習得から始まり、最近の出来事(話題)等の確認も行う。案内や説明は会社側が作成しているテキスト等を学習する。運転者とともに旅の日程などについて確認を行い、始業点呼を受けて配車地に向う。お客を乗せ、バスが走り出したら、窓から見える景色や、沿線にまつわる話などを説明する。目的地に着いたら、お客をバスから降ろし、案内をすることもある。決められた案内に加えて、いろいろな知識や季節感を織りまぜて話をし、興味をひくようにする。また、旅行を楽しくするために、歌を歌ったり、クイズ、ゲーム、カラオケなどをして、車内の雰囲気を盛り上げる。
駐車場では、車両を誘導するなど、運転者を補助することも仕事のひとつで、予定のコースを終えて営業所に帰ったら、車内を掃除し、忘れ物などを点検した後、終業点呼を受け、翌日の業務の確認等を行う。
観光バスには定期観光バスと貸切観光バスがある。定期観光バスは定められたコースを決められた時間内で運行する。通常3時間から8時間程度のコースが編成されている。貸切観光バスは、お客の要望に応じて日本全国に運行し、日帰りコースから数日コースまで各種のコースがある。貸切観光バスのガイドは、客層や目的に応じたサービスを提供するため、より豊富な知識と経験が必要となる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校卒業者を採用し、バスガイドとして養成する会社もあるが、専門学校等の卒業者を採用するケースもある。
話し方、マナー、発声、発音の基礎教育を受けた後、短い距離から仕事を始め、経験を重ねるにつれて、遠距離の仕事を担当する。幅広くガイドする必要のある貸切バスの観光バスガイドまでこなせて一人前といえる。
一定の体力やコミュニケーション能力、また、乗り物酔いをしないことなどが求められる。目的地となる名所や史跡の歴史、人物、建物について進んで学ぶ姿勢が大切であり、常に勉強が求められる。また、それらのガイド情報を十分に理解した上で暗記しなければならないため、集中力も必要となる。
外国人旅行者向けのツアーもあり、英語などの語学力が求められる場合もある。
1日のほとんどを立って仕事をする。また、早朝から夜間まで続けて働く場合もあり、体力が必要な仕事である。
従来は観光バスの会社に正社員として採用され仕事をするものが多かったが、最近は経験者がパートとして働いたり、観光バスガイドを派遣する会社に採用され、派遣されて働く場合もある。就業者には女性が多い。
外国人旅行者の増加により、観光バスの需要も拡大している。ただし、個人旅行が好まれるようになったり、一般的な観光地以外への旅行が増え、観光バスガイドの仕事はそれほど増加していない。
業界をまたいで、AI 影響度が同水準の代表職業(規模順)。