未来の仕事

織布工/織機オペレーター

製造・職人AI 影響 中規模 中需要 過熱
AI 影響
4 / 10
織機オペレーター、自動化
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
68,592 人
年収(平均)
¥3,049,000(304 万円)
平均年齢
45.4 歳
月労働時間
168 時間/月
求人倍率
3.6
時給

織布工/織機オペレーターとは

織布工/織機オペレーターとは、織機の運転や監視を行って織物を製造する職業です。

布地には、2種類の方向の糸を交錯させてつくった「織物」と、1本の糸を編んでつくった「ニット」がある。前者の「織物」をつくる「織布」工程で織機の運転・操作をする。

織物はすべてタテ方向に走っている経糸(たていと)と、それに直角に走っている緯糸(よこいと)を一定の法則で交錯させてつくる。織布には、経糸準備のための巻返、整経、糊付、経通(へどおし)の工程、緯糸準備のための巻返、管巻の工程、そして製織、仕上の工程がある。

経糸の準備工程では、まず経糸をコーンやチーズと呼ばれる糸巻に巻き取る。次に、織物設計に従って必要な本数の経糸を、ビームと呼ばれる円筒形の糸巻き器に一定の長さに巻き取り、経糸が切れないよう、糊付機を使って糸に糊を付けて補強する。

緯糸の準備工程も、経糸とほぼ同様である。そして、経糸を織機に通す「経通し(へどおし)」の後、経糸の間に緯糸を挿入する製織工程に移る。

製織工程では、織機と呼ばれる機械を用いるが、織機には、緯糸を経糸の間に通す方法によって、杼を使って通す有杼織機と、水や空気のジェット流に糸を乗せて通す無杼織機がある。通常はオペレーターが糸の補給と機械の運転・糸切れの補修を行う。

最後の仕上げの工程では、検反機などの機械を用いて、織物を検査し、折りたたみ、欠点の個所を修正し、格付けをする。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

織機、コーン、チーズ、ビーム、糊付機、杼、無杼織機、検反機

織布工/織機オペレーターになるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介によって入職する人たちがほとんどである。転職者やパートタイマーなどの中途採用の場合は、ハローワークの紹介や求人広告などにより入職している。

入職後の教育は、企業や工場によってやり方に違いが見られる。入職直後から基礎的な知職や技能を習得する研修が行われ、その後は配属された職場で必要に応じて研修が行われる。こうした教育によって一人前の織機オペレーターとして仕事ができるようになる。

織物の品質を保つためには、多数の糸がムラなく流れるように配慮し、わずかな糸の張り具合の違いに注意を払う必要があるため、機敏さと手先の器用さ、また注意力や観察力が求められる。

織布工/織機オペレーターの労働条件・働き方

織物の事業所数は、全国に広がっており、特に近畿、東海、北陸地方に多い(2016年時点*1)。

就業者は高齢者が多く、50代が中心である。技術伝承の為、60代も珍しくない。

勤務形態は企業によって異なり、昼間勤務が多いが、2交替制(早番、遅番)、3交替制(24時間)が基本のところもある(2019年時点*2)。また、その他の賃金、労働時間等の労働条件も、職場によって異なり社内規定による。

織布工程のコンピュータによる集中管理化等も進んできているが、品質維持の観点から最終仕上げは手作業で行う場合もある。

人件費の安い海外への工場の移転等により、国内の繊維事業所数、出荷量は減少傾向ではある。一方で、高い技術力を持ち高品質のテキスタイルを生産し、世界の高級ブランド等で採用される等、グローバルに事業展開する企業も出てきている

*1 総務省 2016経済センサスから *2 取材結果から

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
44
対人
47
判断
46
身体
59
定型
58

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 傾聴力2.8
  2. 操作と制御2.7
  3. 説明力2.7
  4. 故障等の原因特定2.7
  5. クオリティチェック2.6
  6. 読解力2.6
  7. 他者との調整2.6
  8. 指導2.6
  9. 道具、機器、設備の選択2.5
  10. 修理2.5

知識 Top 5

  1. 生産・加工2.5
  2. 機械1.8
  3. 数学1.3
  4. 設計1.1
  5. 工学1.0

能力 Top 5

  1. 色の違いを見分ける力3.2
  2. 指先の器用さ3.0
  3. トラブルの察知2.8
  4. 近接視力2.7
  5. 腕と手の安定2.7

よくある質問

織布工/織機オペレーターの年収はいくらですか?
織布工/織機オペレーターの平均年収は約304万円(月収換算で約25万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を下回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
織布工/織機オペレーターのAI代替リスクはどれくらいですか?
織布工/織機オペレーターのAI影響度は10段階中 4 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「織機オペレーター、自動化」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
織布工/織機オペレーターの将来性はどうですか?
AI影響度 4/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約68,592人。求人倍率 3.60 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
織布工/織機オペレーターになるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「織布工/織機オペレーターになるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
織布工/織機オペレーターに必要なスキルは何ですか?
織布工/織機オペレーターで特に重視されるスキルは、傾聴力、操作と制御、説明力などです。加えて、故障等の原因特定、クオリティチェックも重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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