未来の仕事

通訳者

士業・経営・コンサルAI 影響 高規模 小需要 安定
AI 影響
8 / 10
通訳、リアルタイム翻訳AI接近
AI 影響度が高い。業務再設計や転職方向の検討が早めに必要。
就業者数
9,971 人
年収(平均)
¥5,910,000(591 万円)
平均年齢
42.7 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.21
時給

通訳者とは

通訳者とは、異なる言語を使う人たちの間に入り、話されている言語を相手方の話し言葉に訳し、相手に伝える職業です。

異なる言語を使う人たちの間に入り、話されている言語を相手方の話し言葉に訳し、相手に伝える仕事である。

ここでは国際会議、放送、商談、法廷などの分野で働く通訳者について記述する。

通訳の方法は大きく3つに分けられる。「adhoc(アドホック)通訳」は、少人数の人が日常的な話をする場合などに、相手の言っていることを相互に伝えるもので、特に決められた通訳の仕方はなく、臨機応変に双方の言いたいことを伝える。

「逐次(ちくじ)通訳」は話し手が一定のまとまりで話し、通訳者がそれまでの分を通訳する、というやり方で話を進めていく。話の内容を覚えていなくてはならないため、記憶の補助として、メモ(通訳ノート)を取るのが普通である。著名な人が講演をするような場合や外交交渉・会議・商談・座談会などに使われ、内容も高度なことが多い。

「同時通訳」は、通訳者が「ブース」と呼ばれる通訳室に入り、発言者の言うことをヘッドフォンで聞きながら通訳していき、会場で聞いている人に伝える方法である。内容を理解し、同時に話さなくてはならないため、高度の集中力を要し、3人くらいのチームを組んで、15分~30分で交代する。使用言語数が多い国際会議や放送通訳の場合などに用いられる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、オンライン会議ツール、パソコン

通訳者になるには・必要な資格

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。実績と能力によって仕事を得ることができる、実力本位の世界である。一般的に大学卒業程度の学力は最低限必要とされ、大学、通訳学校、大学院などの通訳養成コースを修了した者が多い。

ビジネス通訳検定(TOBIS)の資格を取ると、仕事を得るうえで有利になることがある。

通訳の仕事をするには、派遣会社に登録して仕事を得るケース、知り合いや各種団体、学校関係から仕事を紹介してもらうケース、企業に雇用されるケースがある。

高度な語学力だけでなく、一般常識、通訳する分野についての背景知識、理解力が求められる。

通訳者の労働条件・働き方

通訳の場としては国際会議・国際セミナー、外国人との交渉・親善活動、テレビ局や外資系企業などがある。

高度な逐次通訳と同時通訳のできる通訳者は多くない。翻訳家、大学教員、文筆家など他の仕事と兼業している場合も多い。

関連団体の調査結果によると、就業者のうち約7割を女性が占める。さらに女性を年代別でみると、40代と50代が約7割を占める(2022年時点*)。

通訳者は、企業に雇用されている社内通訳者を除き、仕事のあるときだけ現場で業務を行うのが普通である。放送通訳者の場合はほぼ定期的に仕事がある。

報酬は、一日の仕事あたりいくら、という形で支払われる場合が多い。報酬の額には実績や能力によってかなりの幅がある。

いわゆる自動音声翻訳(機械通訳)の精度がAIにより向上してきており、スピードや利便性の観点で活用場面も見られるようになってきた。しかし、話し手側の話し方に左右されること、表情やボディランゲージを把握できないため訳文に感情が表現できないなど課題も多く、今後も通訳者に一定の需要はあると見込まれる。

*日本翻訳連盟(JTF)「翻訳・通訳業界調査」アンケート

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
57
対人
69
判断
52
身体
42
定型
44

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 外国語で話す5.7
  2. 外国語を聞く5.5
  3. 外国語を読む5.5
  4. 傾聴力5.4
  5. 読解力4.9
  6. 説明力4.8
  7. 外国語で書く4.6
  8. 文章力4.3
  9. 他者の反応の理解4.1
  10. 新しい情報の応用力3.9

知識 Top 5

  1. 外国語の語彙・文法3.5
  2. 日本語の語彙・文法3.4
  3. 顧客サービス・対人サービス2.4
  4. コミュニケーションとメディア2.2
  5. 事務処理1.9

能力 Top 5

  1. 発話理解4.1
  2. 発話表現4.0
  3. 記述理解3.7
  4. 記述表現3.6
  5. 記憶力3.6

よくある質問

通訳者の年収はいくらですか?
通訳者の平均年収は約591万円(月収換算で約49万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
通訳者のAI代替リスクはどれくらいですか?
通訳者のAI影響度は10段階中 8 で、高めで、業務の多くが AI による代替・補助の対象となる可能性です。主な要因は「通訳、リアルタイム翻訳AI接近」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
通訳者の将来性はどうですか?
AI影響度 8/10。AI による業務変化が大きく見込まれ、スキルアップや関連職種への転換も視野にな職業です。日本での就業者数は約9,971人。求人倍率 0.21 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
通訳者になるにはどうすればいいですか?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。詳しい流れは本ページ内の「通訳者になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
通訳者に必要なスキルは何ですか?
通訳者で特に重視されるスキルは、外国語で話す、外国語を聞く、外国語を読むなどです。加えて、傾聴力、読解力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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