未来の仕事

学芸員

士業・経営・コンサルAI 影響 中規模 小需要 安定
AI 影響
6 / 10
学芸員、研究+AI検索
AI 影響度は中程度。業務の一部が AI 補助に移行する見込み。
就業者数
15,540 人
年収(平均)
¥5,910,000(591 万円)
平均年齢
42.7 歳
月労働時間
154 時間/月
求人倍率
0.21
時給

学芸員とは

学芸員とは、学芸員資格を持った専門職員として、博物館や美術館などで、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学についての資料を収集、保管、展示するとともに関係する調査研究を行う職業です。

学芸員資格を持った専門職員として、博物館法で定められた博物館や美術館などで、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学についての資料を収集、保管、展示するとともに関係する調査研究を行う。

様々な資料(実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、映像など)を収集し、整理・保存する。資料について専門的な調査研究を行い、解説や目録を作成して展示する。文化財の発掘・調査・研究、動植物の収集など、野外で調査研究活動を行うこともある。調査・分析を通じて発見した新事実などを学会・学術雑誌・出版物などで発表する。

また、常設展示の他にも特別展示、講演会、講座などのテーマを企画、実施する。更に必要な資料や展示物のリストを作成し、館内にない資料や展示物を他の博物館等と交渉して借用し、場合によっては購入することもある。展示物のレイアウト、装飾を指示して会場を設営するほか特別展示に関するポスターを作製したり、インターネットによる情報提供などの広報活動を行う。展示期間中には、利用者サービスの一環として解説等を行うこともある。生涯学習への関心の高まりから、市民のニーズに合う展示の企画など、学芸員の役割は重要になっている。

なお、博物館法上の博物館に該当しない施設では、教員・研究員や専門職員がその職務の一部として学芸員相当の職務を担当している。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

学芸員になるには・必要な資格

学芸員になるためには、原則として博物館法によって定められた資格が必要である。大学で博物館に関する科目の単位取得をし、学士号をもつ人に資格が与えられる。また、大学に2年以上在学し、所定の単位を修得し、3年以上学芸員補の職にあった場合や、学芸員資格認定を受ける方法もある。

資格を取得した上で、博物館等に任用されることで学芸員になることができる。

入職に際しては、公務員等として採用される方法と私立博物館などに就職する方法がある。公務員の場合、自治体の採用試験に合格する必要があるが、最初から学芸員として採用される場合と、事務職員・技術職員から任用される場合がある。私立博物館では、学芸員の有資格者の中から研究業績を認められて採用される場合が多い。

入職後のキャリアについては、主任学芸員や博物館長など学芸員分野での昇進の道がある他、社会教育行政に携わって行政職員としての昇進の道を進む場合もあり、それぞれの自治体で学芸員がどのように位置づけられているか、という点と本人の意思によって決まる。

この職業においては、自分の専門領域に関する研究能力が必要である。更に、自分の専門領域を一般市民や学生へわかりやすく説明する能力も求められる。

学芸員の労働条件・働き方

職場は主に全国各地の博物館にある。

労働条件は、公立博物館の場合は公務員の規定による。一般的に、日曜日と祝日は開館する博物館が多いため、その翌日を休日とすることが多い。専門的職業のため、研究に打ち込む人が多いのも特徴である。

博物館の学芸員は5,581人、博物館類似施設の学芸員は3,817人。これらは年々増加を続けており、過去最多となっている。就業者のうち、専任の学芸員は女性が45%となっている(2021年時点*)。最近では、大学で学芸員の資格を取得できる講座が増え、有資格者数は増え続けている。しかし、博物館の数と欠員募集数が有資格者数に見合うほどはないのが実情で、採用は狭き門である。大学院へ進学して自分の専門分野を確立し、研究業績を認められなければ入職は難しいといえる。

*文部科学省 令和3年度社会教育調査(博物館調査)

5 次元プロファイル

創造性対人判断身体定型
創造性
72
対人
79
判断
67
身体
52
定型
49

必要なスキル・知識・能力

スキル Top 10

  1. 文章力5.9
  2. 読解力5.5
  3. 説明力5.5
  4. 傾聴力5.2
  5. 新しい情報の応用力4.6
  6. 指導4.5
  7. 学習方法の選択・実践4.4
  8. 他者との調整4.3
  9. 論理と推論(批判的思考)4.3
  10. 継続的観察と評価4.1

知識 Top 5

  1. 歴史学・考古学3.4
  2. 日本語の語彙・文法2.8
  3. 芸術2.7
  4. 事務処理2.6
  5. 顧客サービス・対人サービス2.3

能力 Top 5

  1. 記述表現3.7
  2. 記述理解3.6
  3. 発話表現3.5
  4. カテゴライズ3.4
  5. アイデアや代案を数多く生み出す力3.3

よくある質問

学芸員の年収はいくらですか?
学芸員の平均年収は約591万円(月収換算で約49万円)で、日本全体の平均年収(約460万円)を上回る水準です。これは厚生労働省 jobtag のデータに基づく値で、勤務先・地域・経験により幅があります。
学芸員のAI代替リスクはどれくらいですか?
学芸員のAI影響度は10段階中 6 で、中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性です。主な要因は「学芸員、研究+AI検索」。これは Claude Opus 4.7 による独自スコア(非公式)で、職業選択の唯一の根拠としては使用しないでください。
学芸員の将来性はどうですか?
AI影響度 6/10。AI 影響は中程度で、業務の一部が AI 補助に移行する可能性な職業です。日本での就業者数は約15,540人。求人倍率 0.21 倍。個別の状況に応じた判断が重要です。
学芸員になるにはどうすればいいですか?
学芸員になるためには、原則として博物館法によって定められた資格が必要である。詳しい流れは本ページ内の「学芸員になるには・必要な資格」セクションをご覧ください。
学芸員に必要なスキルは何ですか?
学芸員で特に重視されるスキルは、文章力、読解力、説明力などです。加えて、傾聴力、新しい情報の応用力も重要です。詳しいスキル分布は本ページ内の「必要なスキル・知識・能力」セクションをご覧ください。

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